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今市隆二と登坂広臣が語る、ひとりでドームに立った経験 「これを糧にまた新たなことに挑戦していきたい」

リアルサウンド

20/7/1(水) 17:30

 2020年1月から2月にかけて、福岡PayPayドーム、ナゴヤドーム、京セラドーム大阪で開催された『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』。その大阪公演がDVD/Blu-rayで映像化される。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目)のボーカリストである今市隆二と登坂広臣が、それぞれソロでステージを展開したスペシャルショーケースだったが、彼らはお互いのステージをどう見ていたのだろうか。

 2020年4月に予定されていた、さいたまスーパーアリーナでのツアーファイナルは、新型コロナウイルスの影響で公演中止を余儀なくされた。しかし、LDHは定額制動画配信サービス「CL」のスタート、有料配信ライブ『LIVE×ONLINE』の開催を発表。半年にも満たない期間で激変してしまったエンタテインメントの世界で、現在、今市隆二と登坂広臣がファンに伝えたい想いも聞いた。(宗像明将)

「より自分の個性や世界観を出すことに集中できた気がします」(今市)

ーー『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』は、音楽はもちろん、照明、映像、ダンサー、音響などさまざまな演出を含めた一大エンタテインメントでした。手応えはどんなものでしたか?

今市隆二(以下、今市):同じグループのツインボーカルのふたりが、それぞれソロでスペシャルショーケースをやるというのは、LDHとしても初めての試みでした。すごく手応えを感じましたし、新しいエンタテインメントの形を提示できたと思っています。GENERATIONS(from EXILE TRIBE)をはじめ、後輩アーティストたちにも良い形を見せられたんじゃないかなと思います。

今市隆二

登坂広臣(以下、登坂):初めての試みのイベントだったので、もちろん手探りの部分はありました。ライブにももちろんいろんなやり方があると思いますが、1日で同じステージを使って、別のアーティストがライブをする。これまでにない新しさと、ライブの形としての一つの正解を作れた感覚がありますね。

ーー今回はふたりでツアーを一緒にして、お互いのライブやリハーサルは見ましたか?

今市:リハーサルは見ていなくて、本番で見ました。

登坂:僕も本番で初めてステージを見ました。

ーーお互いのステージを見た感想を教えてください。

今市:僕は、福岡の2日目に見ることができました。(ツアーでは)最初が臣(登坂)のステージだったのですが、臣の前回のアリーナツアー(『HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 “FULL MOON”)での世界観が、そのまま延長されたような感じがしました。ストーリーもつながっているから、作りあげているものが全面に出ているなというのは、すごく感じましたね。

ーー登坂さんの歌を聴いてどう感じましたか?

今市:さっきも話したように本番でしか臣のステージを見ていないので、互いのライブを客観的に見られるのは今回のツアーならではのいいところだと思いました。臣のステージを見た後に、自分も同じステージに上がるというのは、今回のこのツアーでしかできないから。普段は同じグループで一緒にライブを作り上げているけれど、客観的に1アーティストとしてライブを見られるので、お客さんはもちろん、僕もいつもとは違った楽しみ方ができました。

ーー登坂さんの歌を客観的に聴けるからこそ、自分の歌への気合いも普段と違った?

今市:歌だけではなく、ライブはいろんなことが複合してできているものなので、そういう意味ではもちろん気合いは入りますし、より自分の個性や世界観を出すことに集中できた気がします。

登坂:本当にリハはお互いに一切見ていなかったので、本番で初めて見たときに(今市が)バイクに乗っている演出があって上がりました(笑)。ステージ裏でバイクが運ばれているのを見て、「何のバイクなんだろう?」とずっと思っていたんですけど、「あっ、本人が乗るんだ!」と。歌以外にも意外な演出などをお客さんと同じタイミングで初めて知るというのが新鮮でした。同じステージで同じ空間だけど、自分とはまた違うステージの使い方をしていて、いろんな発見や面白さがありましたね。

ーー登坂さんから見て、今市さんの歌はどうでしたか?

登坂:ソロの時は、お互いグループのときとはまた違った自分の音楽性で楽曲やアルバムを作っているので、やっぱりその歌に対する感じ方もグループの時とは全然違います。普段三代目で作るときは、パフォーマーの5人のことを考えたり、グループとしての歌い方や、楽曲の表現の仕方を考えるのですが、ソロになると自分のやり方や歌い方が追求できるので、「グループのときとは違う表情だな」というのはすごく感じました。

登坂広臣

ーーそういった部分は登坂さん自身のステージにも影響を与えているのでしょうか?

登坂:ドームのステージは日本では最大規模なので、音楽性や歌に対して、「自分をどう表現するか」というのを一番重要視しました。自分のソロツアーだったら、お客さんから見えるところ全部にこだわるけど、今回は「LDH PERFECT YEAR 2020」の一環としてのスペシャルショーケースということもあったので、お客さんからの見え方ももちろんだけど、それ以上に中身で自分を表現することを考えていましたね。

ーーひとりでドームに立つ経験をしていかがでしたか?

今市:2年前に初めてソロでのアリーナツアー(『RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018 “LIGHT>DARKNESS LIVE TOUR“』)を開催して、そのときは自分が“長”になって、先頭に立つという意味をより深く感じました。グループでもボーカルとしてステージに立っているけど、リーダーやメンバーもいる。だけどソロのステージでは、リハでも自分がしっかりしていないと、周りのダンサーやミュージシャン、スタッフの動きを僕が止めてしまうことになると学びました。そういう意味では、ソロアリーナツアーで学べたことがすごくあったので、そのチームでまたドームに立てたことが本当に嬉しかったです。達成感がすごくありますし、ドームに立てたという自信も持つことができたので、また次の新たな夢ができました。

登坂:単純に、すごく楽しかったです。7人で立ったことのあるドームのステージも、ひとりで見るとまた違った見え方になる。それがまた冒険している感じがしました。だけど、今になって「次はもっとこうしたい」という欲が当然出てきたりもしています。「LDH PERFECT YEAR 2020」としてのお祭りで終わるのではなくて、「これを糧にまた新たなことに挑戦していきたい」と思わせてくれるステージでした。

自分たちに何ができるか「僕たちの武器はパフォーマンス力」(登坂)

ーー三代目 J SOUL BROTHERSは、秋に10周年を迎えますが、今後の活動については何か話していますか?

今市:昨年あたりから、メンバーでのグループLINEとか、飯を食べている時には常に話していますね。「こういうのをしたら面白いよね」とか、アイデアを思いついた人が提案していったり。

ーーグループLINEがあるんですね。

登坂:普段のグループLINEは、面白い動画を見つけて「これウケない?」とか、雑談ばかりなんですが(笑)、プロジェクトに対してはアイデアが浮かんだ人が真面目にみんなに話したり、意見を聞いたりもします。グループLINEは何でも共有する場所になっています。

ーーそして、新型コロナウイルスの影響により「LDH PERFECT YEAR 2020」はスケジュールの変更を余儀なくされていますが、「CL」、「LIVE×ONLINE」など新たな取り組みも発表されました。今、ファンの皆さんにどんなことを伝えたいですか。

今市:残念な報告ばかりが続いてしまっていたので、「やっと発表できたな」と思っています。自粛期間中、「自分たちにできることを精一杯頑張る」というのはもちろん日々考えていましたが、具体的な情報がなかなかお伝えできていなかったので、やっと皆さんに発表できて自分たちとしても安心できた部分があります。ソーシャルディスタンスライブが今後どうなっていくかというのは、自分たちもまだわからない状況ですが、自分たちにできることを常に考えながら活動しているので、新しい取り組みとして提示できたことは嬉しいです。あとは皆さんが楽しみに待っていてくれるといいなと思います。

登坂:自分たちにできることって、やっぱり音楽やパフォーマンス、エンタテインメントなので、これから先、僕たちだけじゃなくて、世界中でさらにオンラインライブなどが主流になっていくと思います。他のアーティストの皆さんのエンタテインメントに対する考え方がオンラインでの発信に向いていくときに、その中で僕たちやLDHとして何を発信できるかを日々考えています。LDHらしさ、僕たちなりのパフォーマンスの仕方……。僕たちの武器はやっぱりパフォーマンス力だと思うので、それをいろんな形でしっかりと皆さんにお届けするのが、自分たち流のやり方かなと思います。ソーシャルディスタンスライブは、今はまだ模索中なのですが、「最善を尽くして活動していきたい」という発表にもあった僕たちの思いの元、ファンの皆さんには、最大限のエンタテインメントをお届けしたいです。この状況下ですごく大変な思いをしている方も多くいらっしゃると思います。安全に気をつけながら、一緒に乗り越えていきましょう。

『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』TEASER

サイン入りチェキプレゼント

今市隆二・登坂広臣のサイン入りチェキを各1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

応募方法

リアルサウンド公式Twitter公式Instagramをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となりますので、メンバーの指定は受け付けておりません。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

リアルサウンド 公式Twitter
リアルサウンド 公式Instagram

<締切:7月15日(水)>

『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』

■リリース情報
LIVE DVD / Blu-ray Disc
『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』
<全2形態>
①RZBD-77149~51【DVD3枚組】¥9,878(税込)
※初回盤:三方背ケース仕様 / フォトブック(100P)同梱

 ②RZXD-77152~4【Blu-ray Disc3枚組】¥9,878(税込)
※初回盤:三方背ケース仕様 / フォトブック(100P)同梱

収録予定内容:
※以下、全形態共通
Disc 1(LIVE:HIROOMI TOSAKA)
M1. Who Are You?  ※LIVE映像初収録
M2. Nobody Knows ※LIVE映像初収録
M3. NAKED LOVE
M4. OVERDOSE
M5. WASTED LOVE
M6. LUXE
M7. BLUE SAPPHIRE
M8. One Way Love ※LIVE映像初収録
M9. With You
M10. One Last Time
M11. EGO
M12. Not For Me
M13. HEY
M14. DIAMOND SUNSET
M15. UNDER THE MOONLIGHT
M16. CHAIN BREAKER
M17. HEART of GOLD
 
Disc 2(LIVE:RYUJI IMAICHI)
M1. ZONE OF GOLD  ※LIVE映像初収録
M2. Catch my Light
M3. TUXEDO ※LIVE映像初収録
M4. THROWBACK
M5. Kiss & Tell ※LIVE映像初収録
M6. Sweet Therapy ※LIVE映像初収録
M7. RILY
M8. ONE DAY
M9. これが運命なら
M10. Diamond Dance
M11. FOREVER YOUNG AT HEART
M12. Church by the sea
M13. Over & Over
M14. Over The Night ※LIVE映像初収録
M15. SHINING ※LIVE映像初収録
M16. Angel

Disc 3(Documentary Movie)
Documentary Movie

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RYUJI IMAICHIオフィシャルサイト
HIROOMI TOSAKAオフィシャルサイト

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