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78歳の頑固老人が詩のバトル!? ブラジル映画『ぶあいそうな手紙』本編映像公開

リアルサウンド

20/7/17(金) 19:14

 7月18日公開のブラジル映画『ぶあいそうな手紙』の本編映像が公開された。

 本作は、老境で目が見えなくなった78歳の頑固老人・エルネストが、ある日届いた手紙の読み書きを、ひょんなことで知り合った23歳のワケあり娘ビアに頼むことから動き出すストーリー。

 今回初公開となった本編映像は、パンキッシュなビアに連れられて、エルネストが若者たちに混ざって路上でもポエトリースラムに参加する場面。ポエトリースラムは、アメリカのシカゴ発祥、路上で詩のバトルをするムーヴメントで、ブラジルでは数年前から若者の間で一大ブームに。主に政治や社会に抵抗する内容が多く、参加者がラップのように言葉をたたみかける。

 映像の最後に登場する女性は、弱冠15歳でブラジル最大の「スラム」の大会で優勝した実際の詩人クリスタル・ホーシャ。主人公以外、すべて本物の詩人たちが登場している。

 ポエトリースラムは日本でも行われており、ブラジルの路上ポエトリースラムを参考に活動を始めた「路ポス(路上ポエトリースラム)発起人」の村田活彦は、本作について「声の迫力に鳥肌立ち、思わず身を乗りだした」とコメントしている。

【動画】映画『ぶあいそうな手紙』本編映像

■村田活彦 コメント
エルネストとビアが参加する路上ポエトリースラム(詩の朗読バトル)のシーン。声の迫力に鳥肌立ち、思わず身を乗りだした。ブラジルで実際に盛り上がっているこのムーブメントに触発され、私も東京でやったことがある。言葉には熱がある。その熱が人を動かす。ポルトアレグレでも東京でも、あなたの街でも。

(リアルサウンド編集部)

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