Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

Sexy Zone 菊池風磨、『バベル九朔』クランクアップ 「本番に強くなった気がします」

リアルサウンド

20/12/18(金) 20:21

 12月21日に最終回を迎える『バベル九朔』(日本テレビ)で主演を務める菊池風磨(Sexy Zone)がクランクアップを迎えた。

 本作は、『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』などで知られる万城目の同名小説を、原作の世界観をそのままに、設定やストーリーを大幅にアレンジして映像化したもの。『素敵な選TAXI』(カンテレ・フジテレビ系)の筧昌也が監督を務める。

 雑居ビル「バベル九朔」の管理人となった主人公・九朔満大(菊池風磨)は、ある日、すべての夢が叶う、偽りの世界“バベル”へ巻き込まれる。“バベル”の世界に巻き込まれた満大が目にしたのは、現実世界でやむなく夢を諦めてしまった、監督志望の親友・後藤健(高地優吾)や風変わりなビルのテナントさんたち。迷い込んだ人は、自分の思い通りになる世界を前に「ずっとここにいたい」と願ってしまう。だが、“バベル”では、ある言葉を口にしてしまうと、二度と現実世界には戻れない。謎の少女に導かれ、ビルの仲間を救うために奔走する満大の目の前に現れたのは、“くらまし”という名の怪物。カラス女(青野楓)にも追い回され、さらには失踪したはずの満大の父・勝(上地雄輔)も現れる。九朔は次々と起こる事態に巻き込まれ戸惑いながらも、“バベル”に全力で立ち向かう。

 第9話で、ついに自らが偽りの世界バベルに取り込まれてしまった満大。これまでの経験から、ここがバベルだと気付いた満大だが、逆にその状況を逆手にとって、失踪していた父・勝と再会するなど、願いを叶えていくうちに、どんどん“バベル”の世界にのめり込んでいく。そこに現れた親友・後藤健、カラス女は満大の救世主となるのか、それとも……。満大は、偽りの世界“バベル”を、その手で終わらせることができるのか。脚本家という夢を抱く青年が、雑居ビル「バベル九朔」で見つけたものとは。

 クランクアップを迎えた菊池は、「本当に撮影が一ヶ月で終わっちゃう事が信じられなくて。満大はキャラクターとして感情の緩急もあったので、演じる上でやりがいがあった部分もあれば、難しい部分もありました」とコメント。最終回に向けては「自分の中にあるものに気づいて欲しいなと思います」と語っている。

菊池風磨(Sexy Zone)コメント

本当に撮影が一ヶ月で終わっちゃう事が信じられなくて。満大はキャラクターとして感情の緩急もあったので、演じる上でやりがいがあった部分もあれば、難しい部分もありました。特に、3話で健がいなくなって、満大が泣いてしまうシーン。気持ちを途切れさせないようにしなきゃと集中して臨んだのが印象深いです。
全編通して、僕の芝居で「もう一回」にはならないようにしたい、感情を1回でぶつけたいと思って臨んでいたので、撮影を通して、本番に強くなった気がします。3話の健との芝居で、僕も高地も感情のボルテージが上がっていったし、お互いの関係性が、十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていたなと思いました。照れ臭さもありましたけど、高地の持っているまっすぐな部分に引っ張ってもらったなと思っていて、感謝していますね、すごく。グイグイくる健と引っ張られていく満大の関係とも同じだと思いますし。
(最終話に向けて、観ている皆さんには)自分の中にあるものに気づいて欲しいなと思います。
バベルではそれをわかりやすく「夢」と言っていますけど。「夢を諦めて、バベルに行く」とか、「夢を追いかけた時間は無駄じゃない」とか。ドラマ全体、特に最後にはそういうメッセージがありますね。
それは「夢」だけに限らずに、自分の中にあるもの、失くしかけているもの、忘れかけているものとか、そういう部分に向き合うきっかけになったらいいなって。だから大きくいうと「夢」なのかもしれないですね。「こんな夢こっぱずかしくてさ」とか「こんな夢持っていていいのかな」とか。そう思う瞬間って僕にもあるし、誰にでもあると思うんです。もし、(そういう瞬間が)ないとしたら、どこかですでに諦めちゃっているのかもしれない。ご覧いただいた方に、そういう蓋をしている自分の感情とか気持ちに気付くきっかけになってくれたら、嬉しいです。ぜひ、心から楽しんでください。

※高地優吾の「高」ははしごだかが正式表記。

■放送情報
『バベル九朔』
日本テレビにて、毎週月曜深夜24:59〜放送
※Huluでも配信
出演:菊池風磨(Sexy Zone)、高地優吾、池田鉄洋、佐津川愛美、前原滉、アキラ100%、村松利史、上地雄輔ほか
原作:万城目学(角川文庫/KADOKAWA刊)
脚本:田中眞一 吹原幸太
監督:筧昌也、田中健一
音楽:野崎美波
チーフプロデューサー:福士睦
制作プロダクション:ダブ
(c)NTV・J Storm
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/babel/
公式Twitter:@babel_ntv
公式Instagram:@babel_ntv

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む