ジム・ジャームッシュ監督作「デッド・ドント・ダイ」を鑑賞した永瀬正敏から、感想コメントが到着した。

本作は、アメリカの田舎町センターヴィルの警官が突如墓からよみがえったゾンビと戦うホラーコメディ。ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、クロエ・セヴィニーが、町に3人しかいない警官を演じた。

ジャームッシュの過去作「ミステリー・トレイン」「パターソン」に出演した永瀬。ジャームッシュがゾンビ映画を撮ったことについて「ジムに話を聞いたのは『パターソン』の撮影前だったか？ 撮影後だったか？ …忘れちゃいましたけど、予想外で驚いたのは確かです。でも同時に期待感を抑えられない自分がいました。とても興奮しましたね。ただのゾンビ映画、ゾンビ・コメディ映画で終わるわけがないので」と率直にコメントする。また「パターソン」で共演したドライバーについては「アダムさんは普段もとてもいい方です。彼はシリアスからコメディまで役の振り幅がとても広い役者さん。それでいて彼のオリジナリティが毎回感じられる。今回も本当に素晴らしかったです」と絶賛した。

本作には、マーレイやドライバーのほかイギー・ポップ、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、サラ・ドライバー、ティルダ・スウィントンといったジャームッシュ作品の常連俳優が集結している。そのことについて永瀬は「主要キャストを聞いた時は大興奮でした！ 知り合いも多数出演されますし、大好きな方ばかりなので。その興奮は作品を拝見した後にさらに大きくなりました。皆さん、ジムとの信頼関係はバッチリですし、何より役を楽しんで演じていたのがこちらに伝わってきました。ジムさんの現場はいつもそういう雰囲気をキチンと作ってもらえます。今回もキャストの皆さんから『ジャームッシュ愛』を、ジムさんからは『キャストandスタッフ皆さんへの愛』を感じました」と話し、“ジャームッシュファミリー”とのスクリーンでの再会を喜んだ。

「デッド・ドント・ダイ」は明日6月5日に全国公開。

※「デッド・ドント・ダイ」はR15+指定作品

永瀬正敏 コメント

深い！ 恐ろしい！ 楽しい！
全てにおいて、最高過ぎる!!

また何とも形容出来ない
新しいジャンルの作品を
ジム・ジャームッシュ監督は
創り上げてしまった！

Credit: Abbot Genser / Focus Features (c)2019 Image Eleven Productions, Inc.