Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

武井咲主演ドラマ「黒革の手帖」に渡部篤郎、毎熊克哉、安達祐実、風間杜夫が参加

ナタリー

20/12/8(火) 6:00

上段左から渡部篤郎演じる神代周吾、風間杜夫演じる佐藤良樹。下段左から毎熊克哉演じる森村隆志、安達祐実演じる板橋レイナ。

武井咲主演のスペシャルドラマ「黒革の手帖~拐帯行~」に渡部篤郎、毎熊克哉、安達祐実、風間杜夫が出演する。

2017年に放送された連続ドラマでは、主人公・元子がメガバンクから横領した1億8000万円と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を武器に銀座の頂点へと上り詰め、最終回ですべてを失うさまが描かれた。このたびのスペシャルドラマでは、刑期を終えた彼女が古都・金沢で再び頂点を目指して這い上がろうともがく姿がつづられる。

渡部は本作のキーマンで総売上1千億円を誇る神代ソリューションズのCEO神代周吾、毎熊は父を自殺に追い込んだ人物への復讐に燃える派遣社員・森村隆志を演じる。安達は元子が入店する高級クラブ「アルテローズ」のママ・板橋レイナ、風間は妻との旅行で元子と出会う佐藤良樹に扮した。

渡部は「年齢は僕のほうが上ですが、そんな彼女のお芝居に助けられている部分がたくさんあります」と武井との共演について語り、毎熊は「普通の男が追い詰められて悪に手を染めてしまう──かなり低いところまで落とされてしまった男が元子と出会って、どんな風に変化をするのか、その波を楽しんでいただけたらと思います」と視聴者にメッセージを送る。安達は「元子が刑務所から返り咲いてきて、再び夜の世界に戻ってきます。相変わらずのすごい迫力ですし、レイナも含めた女同士の戦いもまた楽しんでいただけると思います」と、風間は「僕の演じる佐藤良樹は哀しい。この作品は、そんな人間を救い上げてくれる」とコメントした。

「黒革の手帖~拐帯行~」はテレビ朝日系で1月7日20時からオンエア。「岳-ガク-」の片山修が監督、「今日、恋をはじめます」「クローバー」の浅野妙子が脚本を手がけ、主題歌には連続ドラマと同じく福山雅治の「聖域」が使われる。

ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」

テレビ朝日系 2021年1月7日(木)20:00~

渡部篤郎 コメント

「黒革の手帖」も「拐帯行」も昔の作品ですが、それを現代に置き換え、やり続けるというのはとても素晴らしいことだと思います。松本清張作品のような不朽の名作と言われるものを継承していくことは、僕らの世代やその下の世代にとっても貴重な経験になるのではないでしょうか。そんな思いから、以前に武井さんがやられた「黒革の手帖」も拝見し、今回呼んでいただけて大変光栄でした。
武井さんはお芝居をしていて隙がない。それが武井さんの力であり、魅力なのだと思いますし、年齢は僕のほうが上ですが、そんな彼女のお芝居に助けられている部分がたくさんあります。武井さんの演じる元子は“悪女”ではありますが、ご覧になる皆さまにはむしろそんな風に見ていないのではないでしょうか。“悪女”と言われる元子が痛快に上り詰めていく様を見て、また楽しんでいただけたらと思います。

毎熊克哉 コメント

僕が演じる森村は、この作品の時間軸の中に出てくる時点ではすでにかなり追い詰められている状態。だけど生まれながらにして不幸だったかと言ったら、決してそういうわけではなく、たまたま出会った悪魔のような男(神代)によって人生を変えられてしまうんです。なので、もしこうなっていなかったら森村はどんな男だったのだろう、ということを考えながら演じました。
さらにそんな森村が元子と出会ったことで与えられた影響、逆に森村が元子に与えた影響、というのもこの物語の中では重要な部分のひとつではあると思います。元子は森村よりも遥かに強い人間で、なかなか強くなれなかった森村が元子と接したことで次への一歩を踏み出すことができたのではないでしょうか。
正直森村はいい人でもないし、かといって悪くもなりきれない。そうやってあがいている人って世の中にたくさんいるんじゃないかと思うんです。そんな普通の男が追い詰められて悪に手を染めてしまう──かなり低いところまで落とされてしまった男が元子と出会って、どんな風に変化をするのか、その波を楽しんでいただけたらと思います。

安達祐実 コメント

いつか「黒革の手帖」に出てみたいと思っていたので、今回のお話をいただいたときはとてもうれしかったです。夜の世界の女性たちの、華やかだけれどドロドロとしたプライドのぶつかり合いはすごく面白いですし、作品自体には重みがあって、とても好きな世界観だったんです。
私が演じたレイナは、「黒革の手帖」に出てくる人物の中では比較的単純な女性なのではないかと思います(笑)。お店にやってきた元子にいろいろ意地悪はするけれど、そこまでしたたかにはなりきれない女性で「もっと上手くやれば陥れることができるのに…」と思ってしまうほどでした(笑)。レイナは躍起になって元子に対抗しようとしているんだけど、やっぱり元子は一枚も二枚も上手なんです。逆にそこがレイナの人間臭くて、かわいい部分なのかもしれませんが…。
武井咲さんとは以前に別の作品でちょっとだけご一緒したのですが、今回もとても楽しかったです。ドラマの中の元子と同じように、登場すると、はっとするような華やかさと美しさがあるんですよね。
そんな武井さんが演じる元子が刑務所から返り咲いてきて、再び夜の世界に戻ってきます。相変わらずのすごい迫力ですし、レイナも含めた女同士の戦いもまた楽しんでいただけると思います。そしてその女性たちを取り巻く人々の裏には、ある陰謀も。いろいろな視点から楽しんでいただくことができる作品だと思いますので、ぜひ楽しみにしてください。

風間杜夫 コメント

「黒革の手帖」チームは、本当に気持ちが良い。連ドラで培われた絆が現場に行き渡っている。コロナ禍での撮影だからこそ、信頼関係が際立って見えた。
武井さんとは何度か仕事をする機会があって、可愛い高校生の制服姿がついこの間のような気がするのに、複雑な役柄を演じて見事なのには、女優としての成長に目を見張るばかりだ。
僕の演じる佐藤良樹は哀しい。この作品は、そんな人間を救い上げてくれる。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む