『最後の決闘裁判』 (c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
マット・デイモンらが出演する映画『最後の決闘裁判』が10月15日(金)より日米同時公開となる。この度、中世フランスの甲冑を纏ったマット・デイモンとアダム・ドライバー、そしてジョディ・カマーとベン・アフレックの主要キャラクター4名が並ぶキャラクターポスターが解禁となった。
本作は史実としていまだに真相不明なフランス最後の決闘裁判を、事件を告発した被害者(ジョディ・カマー)、被害者マルグリットの夫(マット・デイモン)、訴えられた容疑者(アダム・ドライバー)の、登場人物3人の視点で描く人間ドラマ。日本が誇る黒澤明監督の『羅生門』から影響を受けたマット・デイモンとベン・アフレックの脚本が話題となっている。
女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した勇気ある女性マルグリットを演じるのは『キリング・イヴ / Killing Eve』でエミー賞主演女優賞を受賞した注目の新星ジョディ・カマー。マルグリットと共に、決闘裁判に挑む夫ジャン・ド・カルージュに、「アカデミー賞」主演男優賞にノミネートされた『オデッセイ』や『オーシャンズ』シリーズ、『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモン。
さらにマルグリットを襲った犯人だという疑いをかけられるが無罪を主張する従騎士のジャック・ル・グリに、『スター・ウォーズ』シリーズや賞レースを席巻した『マリッジ・ストーリー』、『ブラック・クランズマン』など、才気あふれる監督からの出演オファーが絶えないアダム・ドライバー。カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯を、マット・デイモンの盟友ベン・アフレックが演じる。
解禁となったのは、生死を賭けた“決闘裁判”にいざ挑もうとする直前の緊迫した雰囲気を切り取ったビジュアルだ。左から数々の戦地で生き抜いてきたことを物語る右頬の傷跡が生々しいカルージュ(マット)。もしも夫が負ければ自身も偽証の罪で火あぶりの刑を受ける身の上であるマルグリット(ジョディ)。かつては旧友の仲であった相手を見据え、兜から眼光の鋭さをのぞかせるル・グリ(アダム)。裁判の行く末を見守るピエール伯(ベン)。それぞれ異なる立場で異なる思惑を抱いたコピーも。
このシーンに対してリドリー・スコット監督は、「あれは6日間かかったかな。そのくらいかけて詳細な暴力を描いたわけです。それがとても大事だったからなんだ」と、制作秘話も明かしている。
『最後の決闘裁判』
10月15日(金)日米同時公開