堤真一と石田ゆり子が共演する「望み」の予告編と本ビジュアルが解禁された。

高級邸宅で暮らす石川家の長男が、ある殺人事件との関与を疑われたことから、幸せだった家族の日常が一変するさまを描く本作。雫井脩介の同名小説を、堤幸彦が実写化した。堤真一が主人公の一級建築士・石川一登役、石田が妻・貴代美役、岡田健史が長男・規士役、清原果耶が長女・雅役で出演。加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太が脇を固めた。

予告編には、顔にあざを作った規士を一登が問いただすシーンや、自宅に押し寄せる報道陣と世間から向けられる激しい批判に憔悴していく石川家の様子、息子が生きて帰ってくることを願う貴代美と将来の不安におびえる雅が口論するさまなどを収録。また、森山直太朗が本作のために書き下ろした主題歌「落日」も聴くことができる。堤真一は「どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません」と同曲を称賛した。

また本ビジュアルには「愛する息子は、殺人犯か、被害者か。それとも──」というコピーとともに、石川家4人の表情が捉えられている。あわせて新たな場面写真9枚も到着。石川家の面々のほか、松田演じる記者の内藤、市毛扮する貴代美の母・織田扶美子の姿も収められた。

「望み」は10月9日に全国で公開。

堤真一 コメント

どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません。この家族が最後に見つけた「望み」を、森山さんの歌声から感じとってもらえたらと思います。

(c)2020「望み」製作委員会