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V6『RIDE ON TIME』完結 25年、6人で守り続けてきたもの

リアルサウンド

21/3/20(土) 11:30

 2020年11月1日、デビュー25周年記念日に国立代々木競技場第一体育館で行われた配信ライブ『LIVE For the 25th anniversary』までに密着した『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)Season3が完結した。最終話のタイトルは「V6 #4 Full Circle」。中でも印象的に映し出されていたのは、本編ラストを締めくくる「WALK」と「羽根 ~BEGINNING~」に特別な思い入れを見せるメンバーの姿だった。

 〈笑い飛ばせるさ!/何がおこっても僕ら/背中合わせで 信じたように歩めばいい〉と歌われる「WALK」。そしてラストを飾る「羽根 ~BEGINNING~」は、2003年に同じ代々木第一体育館で雨を降らせた。当時と違うのは逆再生の演出。この雨と共に時が遡っていくという内容だ。

 演出自体にメンバーの声も取り入れられている。井ノ原快彦は「メンバー同士の繋がりが見えにくいような気がしていて」とスタッフに意見。先週の「V6 #3 Right Now」から岡田准一が自身のカメラでメンバーを撮影する様子が流れていたが、三宅健も代わりに岡田を、そして6人全員を撮る様子も見られる。最もメンバー同士の繋がりを象徴していたのが、配信ライブが始まる直前、人知れず6人が手を取り合うシーンだろう。

 ファンからメンバーに向けられたメッセージを受けて、井ノ原はこう語る。

「誰もメンバー変わってないし、一人も欠けることなく25年走り続けてきたわけだけど、ずっとここを守り続けてきたっていうのは俺たちの人生において、すごく意味のあることだなって思います」

 25年アイドルでいることについて語る岡田。さらに坂本昌行は時折、声を詰まらせながら思いを伝える。

「25年やってるといいことばっかりじゃない。ずっとやってきて今この瞬間を……迎えられて本当にファンの皆さんに勇気と元気をもらってるんだなって」

 三宅が話すようにファンに会えなかったことの寂しさもあるだろう。そして、25周年の先にある解散への思いもきっと。『LIVE For the 25th anniversary』のパッケージに6人の名前が刻まれているように、最後に呼ばれる「坂本昌行 長野博 井ノ原快彦 森田剛 三宅健 岡田准一」は、6人でなければV6ではないことを伝えている。

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