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「伝説のお母さん」前田敦子、出産後の復帰作はドンピシャ、大地真央は“魔王”楽しむ

ナタリー

20/1/24(金) 13:33

左から玉置玲央、前田敦子、大地真央、大倉孝二。

ドラマ「伝説のお母さん」の完成試写会が本日1月24日に東京・NHK放送センターで行われ、キャストの前田敦子、玉置玲央、大倉孝二、大地真央が出席した。

かねもとの同名マンガをもとにした本作は、前田演じる伝説の魔法使い・メイを主人公とした“RPG子育てストーリー”。魔王を撃退した伝説の勇者一行の一員であったメイは、専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々を送っていた。しかしある日、魔王が復活したという知らせが。国王より魔王討伐の命を受けるも、メイは「無理です、だって……保育所が空いてないんです」と答える。玉置がメイの夫・モブ、大倉が国王、大地が魔王に扮する。

本作が出産後の復帰作となる前田。「こんなドンピシャな役をやらせてもらえるなんて!」と声を弾ませ、「オファーをいただいたときから、すごくわくわくしていました! メイをほかの誰かが演じていたら悔しいだろうなって思います。自分と重なるところがすごくあるんです。笑いながら育児の問題について考えてもらえる作品になっていると思います」と思い入れたっぷりに語る。原作者のかねもとから「モブ役は嫌われますよ」と言われたという玉置は「『男ってこういうところあるよな』って共感してもらえるように演じてます。子育てに直面しているお父さんに観ていただいて『態度を改めよう』『子育てに参加しよう』と思ってもらえたら」と話し、「撮影で子供を泣かせなきゃいけないのですが、僕自身は子供が大好きなので『全然共感できんわ!』って思うこともあります」と演じる苦悩を明かした。

「まさかNHKで国王役をやるなんて!」と口にしたのは大倉。「まあ、国王役は……すんなりと演じられました(笑)。皆さんの嫌いな上司に当てはめながら観ていただけると幸いです」と呼びかける。そして「僕も子を持つ父親です。子供が小さい頃はあまり協力的な夫じゃなかったので、1話を観て身につまされる思いでした。ぜひ男性の方に観ていただきたい! 説教臭くなく、すごく楽しめると思うので」とアピールした。大地は「名前が“真央”なので魔王役のオファーが来たのかと思いました」とジョークを飛ばし会場を和ませると、「摩訶不思議な魔王という役を楽しみながらやっています。視聴者の方にどんなふうに観ていただけるかとっても楽しみです」とはにかんだ。

本作に参加するにあたり家族とたくさん話し合ったという前田。「メイと同じように家庭でも奮闘しています。主人が同じ職業で、協力的なのはとてもありがたいですね。3日間撮影スケジュールが詰まっているときは、主人がずっと子供の面倒を見ていてくれました。子供の扱いは私より上手なんじゃないかなって。モブくんとは違いますね」と満面の笑みを見せた。

全8話の「伝説のお母さん」は、2月1日にNHK総合で放送スタート。

よるドラ「伝説のお母さん」

NHK総合 2020年2月1日(土)スタート 毎週土曜 23:30~23:59
※全8話

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