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「アンナ・カレーニナ」宮沢氷魚のビジュアル公開、宮沢りえには「運命感じる」

ナタリー

20/3/26(木) 14:00

宮沢氷魚

8月から9月にかけて東京・Bunkamura シアターコクーンと京都・京都劇場で上演される「アンナ・カレーニナ」で、コンスタンチン・リョーヴィン役を演じる宮沢氷魚のビジュアルが公開された。

ビジュアルには、シャンデリアが吊るされた室内で、朴訥とした雰囲気を漂わせた宮沢氷魚の姿が収められている。宮沢氷魚は、同作で主演を務める宮沢りえとの初共演に「雲の上のような存在の女優さんで、ご一緒できることがとても楽しみです。苗字が同じなので勝手ながら少し運命も感じています(笑)。僕が演じるリョーヴィンはとても素朴で心優しい人間で、アンナとは対照的な立ち位置にいるので、その対比を楽しみつつしっかりと表現していきたい」と意気込みを述べる。さらに「今作で舞台が5作目になりますが、毎回役者として自分が試されているなと感じます。舞台上では逃げ場がない。その中で一人の人生を生き抜く。その責任感を背に今回もたくさん悩み、試練が待ち受けていると思いますが、全力で駆け抜けて行きたいです。初めて立つコクーンの舞台。ぜひ観に来てください」と来場を呼びかけた。

本作は、シアターコクーンが海外の才能と出会うことを目的にしたシリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の8弾目。同シリーズの「地獄のオルフェウス」「欲望という名の電車」「罪と罰」を手がけたイギリスの演出家フィリップ・ブリーンが、ロシアの文豪レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの長編小説「アンナ・カレーニナ」に新解釈を加えて戯曲化し演出する。出演者には、宮沢りえと宮沢氷魚のほか、白洲迅、川島海荷、西尾まり、片岡正二郎、深見由真、金子岳憲、高間智子、富沢亜古、真那胡敬二、山本龍二、大空ゆうひ、吹越満、段田安則らが名を連ねた。

COCOON PRODUCTION 2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.8「アンナ・カレーニナ」

2020年8月7日(金)~9月3日(木)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

2020年9月10日(木)~13日(日)
京都府 京都劇場

原作:レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ
上演台本・演出:フィリップ・ブリーン
翻訳:木内宏昌
美術・衣装:マックス・ジョーンズ
出演:宮沢りえ、宮沢氷魚、白洲迅、川島海荷、西尾まり、片岡正二郎、深見由真、金子岳憲、高間智子、富沢亜古、真那胡敬二、山本龍二、大空ゆうひ、吹越満、段田安則 ほか

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