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金子大地と石川瑠華は“美しくて自由”、「猿楽町で会いましょう」監督が絶賛

ナタリー

19/10/30(水) 18:55

左から石川瑠華、金子大地、児山隆。

第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門出品作「猿楽町で会いましょう」の舞台挨拶が本日10月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの金子大地、石川瑠華、監督の児山隆が登壇した。

オフィスクレッシェンド主催の映像アワード「第2回未完成映画予告編大賞 MI-CAN」でグランプリに輝いた作品から生まれた本作。駆け出しのフォトグラファー小山田と読者モデル・ユカの恋模様が描かれる。金子が小山田、石川がユカを演じた。

本作が商業映画第1作となる児山。石川をキャスティングした経緯について「まずはプロットを作って、次にヒロインをどうするか? と探していたときにInstagramで石川さんの写真を見つけたんです。当時、彼女は女優はやっていなかったんですが、なんか実在感あるなと思って」と振り返り「その後、DMで『怪しい者じゃないんです。映画やりますか?』と連絡を取ったら『あ、OKです』みたいな感じでした」と裏話を披露する。金子についてはキャスティングの担当者から提案されたという児山。「金子さんの出演している作品を観たらすごく面白い人だなって! 実際に会ってみようと思いました。初めて会った金子さんは、いくつか観た作品の中のどの金子さんでもなくて、それがすごくグッときて。会って30秒から1分で出演をお願いしました」と笑みをこぼした。

本作が映画初主演となる石川は「ユカと私は演技を始める経緯が似ていたので、少し前の自分をイメージしながら演じました」と役作りについて言及する。同じく映画初主演となった金子は、2分間の予告を初めて観たときのことを回想しながら「石川さんの表情が頭の中に残ったんです。長編を撮るとなったときに、もっと石川さんの表情を引き出したいと監督とも話し合いました」と述懐。自身が演じた小山田については「今まで演じたことのない役ですし、でも自分から出ているものでもあるのでそこを観てもらいたいです」と観客にアピールした。

最後に児山は「金子大地という俳優と石川瑠華という女優は、本当にこの映画の中でみずみずしくて、美しくて、自由で……この2人を主演に迎えて初めての映画を撮れたことを心から感謝しています」と力説し、「2人の存在を存分に感じていただければと思います」と観客に力強く呼びかけた。

「猿楽町で会いましょう」は2020年に東京・シネクイントほか全国で順次公開。

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