「気持ちいいな!」客席半分でも手応え十分、仕掛け満載のキュウ単独公演
20/9/1(火) 10:55
「第五回キュウ単独公演『ヒーローは遅れて飛んでくる』」より。左から、ぴろ、清水。(photo by 横堀朋秀)
昨日8月31日、「第五回キュウ単独公演『ヒーローは遅れて飛んでくる』」が東京・座・高円寺2で開催された。
今年7月に予定されていたが新型コロナウイルスの影響で延期となり、十分な感染予防対策を講じたうえで無事に実施された同公演。「面白くて、面白いだけじゃないもの」を目指すキュウは、全体の構成やタイトル、フライヤーなど細部にまで伏線や仕掛けを用意して当日を迎え、コーナーやトークを行わない、9本の漫才をぶっ続けで披露するストイックなやり方で最後まで観客を楽しませた。
公演を終え、ぴろは「コロナの時期ということもあり、一度延期があったり、やれるのかやれないのかといった状況が続く中、ずっと心を揉みながら準備していたので、とりあえず無事終えられてよかった。いろいろ準備して、作り込んだ伏線、仕掛けはきちんとお客さんに伝わったかと。満足です!」と手応えを感じた様子。清水も「大きなミスもなくやれてひと安心。感染症対策ガイドラインに従っての開催につき、客席は通常の半分だったが、半分しか入っていないという実感はなかった。ウケたな、気持ちいいな!と感じられた」と満足そうで、「僕らの単独ライブは毎回DVDにしてもらっているので、仕掛けなどの“確認”の意味も込めて、ぜひ、もう一度見ていただけるとうれしいです」と追って発売されるDVDもアピールした。
※記事初出時、写真のクレジット表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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