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ミルクボーイ、見取り図、とろサーモン、アインシュタインら生の舞台の楽しさ再確認

ナタリー

20/6/8(月) 13:16

ミルクボーイ

6月6日、大阪・よしもと漫才劇場と東京・ヨシモト∞ホールが無観客で再開された。

漫才劇場では多数の芸人がネタを披露する「極ドリームネタフェスティバル!」を展開し、その様子を有料で生配信。芸人同士の距離を適切に保ち、中盤には客席扉を開放して空気を入れ替えるなど、新型コロナウイルス感染防止策を十分にとったうえで2時間の公演を実施した。また冒頭では、5月に急死したてんしとあくま川口の追悼が行われ、相方のかんざきと、NSC同期の見取り図、吉田たちがコメント。客席に着いた芸人たちも全員起立し、1分間の黙祷を捧げて川口の冥福を祈った。

ミルクボーイは約2カ月ぶりとなる同劇場での漫才に「めっちゃ楽しかったです。距離をとりながらですけど芸人の仲間と会えたし、スタッフさんともお会いできてうれしかったですね」(内海)、「やっぱり生で会って漫才するほうが楽しい。あと、家でスベったときはどうしようもないですが、舞台なら『アカンかったな』と思ってもすぐに反省できる」(駒場)と満足そう。見取り図リリーは「1000人以上の方が観てくれたらしくて、いい意味で劇場という形が進化したなと感じました」と配信ならではのよさを述べ、盛山は「舞台に生きる者としては、どんな形であれやれてよかった。ただ、アクリル板に映る自分が気になって……もっとええアクリル板やったら反射しないと思うんですけど」と完璧なコンディションでなかったことを悔やむ。

からし蓮根・杉本は「久しぶりやし、いつも通りとはちょっといかなかったですね。(客席で)芸人も見てますし、めっちゃ緊張しました」と反省。伊織は「僕たちは動き回るネタが多いんですが、動けないし、やりにくいなっていうのは感じました。僕に関しては、ちょっとだけアクリル板より顔が出てました、すいません(笑)」と詫びつつ、「でも、漫才ができるのはうれしい」と笑顔を見せた。

ヨシモト∞ホールではとろサーモンの単独ライブと、アインシュタインのトークライブを上演。とろサーモンは3本の新作漫才を披露したほか、単独ライブで恒例となっている観客からキーワードをもらうアドリブ漫才を展開した。久保田は「M-1チャンピオンということで(∞ホール再開の)トップバッターとして箔をつけさせてもらっている感じはしました。あとは納得できる対価をいただければ」と冗談を放ちながらも、「早くファンの方にお会いしたいです」と期待する。村田は「3カ月以上ぶりやから緊張しましたね。お客さんの返りがないのでやりづらい部分はありましたけど、楽しくできました。皆さんの明日の糧になれればうれしいです」と語った。

アインシュタインのライブは約3000人が鑑賞。河井は「普段ならこんな多くの方にトークライブを見てもらえることなんてないので、メリットもあるのかなと思いました」と発見があったと明かし、稲田は「やっている最中は夢中でやっていたので3000人の方に観られている意識がなかったのですが、今日もしかしたら寝る前に『ああ、3000人の前であそこスベったな』と思って眠れなくなるかもしれません」と話して笑わせた。

両劇場では6月18日(木)までさまざまな公演を有料配信。19日(金)からは この2カ所に大阪・なんばグランド花月、東京・ルミネtheよしもと、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場を加えた5つの劇場において7月12日(日)までの金曜、土曜、日曜の週3回、感染防止対策を徹底したうえで来場者を迎える予定だ。

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