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2021年のKバレエ「白鳥の湖」は若手中心、オデット役に新プリンシパル・日高世菜

ナタリー

20/11/20(金) 10:00

熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2021「白鳥の湖」メインビジュアル

Kバレエ「白鳥の湖」が、来年3月24日から28日まで東京・Bunkamura オーチャードホールで上演される。

熊川哲也による「白鳥の湖」は、2003年に誕生して以来、Kバレエで踊り続けられている演目。今回は、オデット / オディール役に、来年1月にプリンシパルとしてKバレエに入団する日高世菜と、小林美奈、成田紗弥、毛利実沙子、ジークフリード役に堀内將平、山本雅也、石橋奨也、高橋裕哉、ロットバルト役に栗山廉、杉野慧、西口直弥、グレゴワール・ランシエがキャスティングされた。

上演に向け、熊川は「今シーズン、Kバレエ カンパニーは世代交代という大きな転換期を迎えました。これまでの伝統を確実に受け継ぎ、より高めていくという使命を胸に、若きダンサーたちが全身全霊で臨むこの『白鳥の湖』では、バレエという終わりのない追求の道をエネルギッシュに突き進む彼らの“今”、そしてその先に拓ける未来をも感じていただけるはずです。観客の皆さんにとってこの舞台が、感動の歴史の新たな1ページとして心に刻まれるものとなることを願っています」とコメント。日高は「Kバレエでのデビューとなる今回の公演では、これまでのキャリアの中で培ってきたものをすべて注ぎ込みながら、熊川芸術監督のもとでまた新しい自分を見出だし、観客の皆様に感動をお届けできれば」と思いを述べた。

熊川哲也コメント

誰もがその名を知る「白鳥の湖」という名作には、バレエ芸術の魅力のすべてが宿っています。チャイコフスキーの音楽はそれだけでストーリーや情景を雄弁に物語り、プティパ / イワーノフが構築した舞踊の美と相まって、我々ダンサーそして観客の感動と霊感を常に呼び覚ましてくれるのです。

Kバレエ カンパニーでは2003年に独自の版を発表して以来、コンスタントに上演を重ねてきましたが、完成され磨き込まれた作品のもとで毎回新たな感動が舞台に生まれてくる、それもまたこの名作がもつ奥深さゆえでしょう。

今シーズン、Kバレエ カンパニーは世代交代という大きな転換期を迎えました。これまでの伝統を確実に受け継ぎ、より高めていくという使命を胸に、若きダンサーたちが全身全霊で臨むこの「白鳥の湖」では、バレエという終わりのない追求の道をエネルギッシュに突き進む彼らの“今”、そしてその先に拓ける未来をも感じていただけるはずです。観客の皆さんにとってこの舞台が、感動の歴史の新たな1ページとして心に刻まれるものとなることを願っています。

日高世菜コメント

子どもの頃から何度もその舞台を観て憧れを抱いていたKバレエ カンパニーの一員となれること、そしてプリンシパルとして迎えていただけることを、とても光栄に思っています。プレッシャーは大きいですが、熊川さんをはじめ皆さんの期待に応えられるよう、精一杯務めていきたいと思います。「白鳥の湖」を初めて踊ったのはルーマニア国立バレエ団に所属していた23歳の頃でした。白鳥と黒鳥にはそれぞれに他の作品、役柄にはない難しさがあり、特に白鳥は役作りひとつとっても毎回試行錯誤の連続なのですが、そのぶん踊っていて心から楽しさを感じられる役でもあります。踊るたびに新しい発見があり、自分の中に「こう表現したい」というアイデアも生まれてくる……興味が尽きません。

Kバレエでのデビューとなる今回の公演では、これまでのキャリアの中で培ってきたものをすべて注ぎ込みながら、熊川芸術監督のもとでまた新しい自分を見出だし、観客の皆様に感動をお届けできればと思っています。

熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2021「白鳥の湖」

2021年3月24日(水)~28日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール

芸術監督・演出・再振付:熊川哲也
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

出演

オデット / オディール:日高世菜、小林美奈、成田紗弥、毛利実沙子
ジークフリード:堀内將平、山本雅也、石橋奨也、高橋裕哉
ロットバルト:栗山廉、杉野慧、西口直弥、グレゴワール・ランシエ
ほか

※日高世菜、高橋裕哉の「高」ははしご高が正式表記。

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