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主演・北川景子×脚本・野木亜紀子、社会派ドラマ「フェイクニュース」で初タッグ

ナタリー

18/8/14(火) 19:35

北川景子

北川景子が主演し、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や「アイアムアヒーロー」の野木亜紀子が脚本を担当するNHK土曜ドラマ「フェイクニュース」の制作が開始された。

本作は、フェイクニュースが飛び交う現代社会で事実をつかみ伝えようとする女性記者の奮闘を描くオリジナルドラマ。大手新聞社からネットメディアに出向してきた主人公・東雲樹を北川が演じる。劇中では、インスタント食品への青虫混入事件を取材することとなった樹の前に、SNSで事件に関する投稿をした男性が現れる。男性の投稿をきっかけに事態は思わぬ方向へ拡大し、企業間の争いにまで発展。やがてその矛先は樹にまで向けられる。

青虫混入の投稿をした男を光石研、樹の上司となる編集長・宇佐美寛治を新井浩文が演じる。さらに永山絢斗、矢本悠馬、岩松了、杉本哲太らも出演を果たす。演出は、ドラマ「ロング・グッドバイ」の堀切園健太郎が前編を、ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」の佐々木善春が後編を担当。音楽を「サニー/32」「映画『聲の形』」の牛尾憲輔(agraph)が手がける。

今回の発表にあたり、北川は「真実と嘘、人は何を信じるのか、そんな普遍的なテーマを野木さんがエンターテイメント性あふれる脚本で書いてくださっています。野木さんとも初めてご一緒させていただき嬉しく思います」とコメント。野木は「『NHK! 社会派! 現代社会に警鐘!』なんていうと難しいドラマのようですが、いうても青虫です。青虫と登場人物たちの悲喜こもごもを、軽い気持ちで観ていただけたら幸いです」と話している。

ドラマ「フェイクニュース」は、8月中旬から9月末にかけて、東京都内および関東近郊にて撮影。前編が10月20日に、後編が10月27日にNHK総合にて放送される。

土曜ドラマ「フェイクニュース」

NHK総合 2018年10月20日(土)、27日(土)21:00~21:49

北川景子 コメント

今回、私は大手新聞社からネットメディアに出向してきた樹という女性を演じます。元大手新聞社の記者であったプライドを持つ熱い女性です。記者である以上、きちんと裏ドリや取材をしてから真実を報じるべきだと、信じて疑わない樹は、ネットメディアに対しては一般素人でも簡単に記事を投稿でき、誰でも、たとえそれが真実でなくとも世の中に発信できてしまう危険なものであり、真実が歪曲されてしまうことも多々あると日々ネットメディアに勤務しながら釈然としない思いを抱いています。そんな樹がひょんなことからSNSで話題の事件の真相をとことん調べることになる、というのが、とても面白いと思いました。
何が真実で何が嘘なのか、溢れる情報を取捨選択する力、何を信じるべきなのか判断する力が、現代を生きる私たちには必要だと感じます。
今回のドラマでは、真実をあぶり出すことをテーマに熱く演じたいと思います。真実と嘘、人は何を信じるのか、そんな普遍的なテーマを野木さんがエンターテイメント性あふれる脚本で書いてくださっています。野木さんとも初めてご一緒させていただき嬉しく思います。私個人としましては土曜ドラマも初となります。ネット社会の今だからこそみなさんに見ていただきたい作品です。楽しみにしていてください。

野木亜紀子 コメント

2017年の春、北野(拓)プロデューサーから「オリジナルが作りたい」という話をいただき、じゃあ互いに興味があるネタはなんだろう、と話し合っているうちに合致したのが「フェイクニュース」でした。当時はまだファクトチェックどころかフェイクニュースという言葉そのものが一般に浸透していなかったため、フェイクニュースとはどういうもので何が問題かという「フェイクニュース入門」のドラマを考えていました。年が明け2018年。前の仕事がようやく終わり、さあ書くぞと周囲を見まわしたら、フェイクニュースを取り巻く状況は一変していました。当初のプロットはすべて捨て、まるっきり新しいドラマを作ることにしました。おそらく半年もすれば今の内容も古くなっていることでしょう。一方で、このドラマで描いている混乱は、半年後、一年後、十年後ですら変わらずに起こるような気もしています。まったく喜べません。とはいえ、これはフィクションです。エンターテインメントドラマです。「NHK! 社会派! 現代社会に警鐘!」なんていうと難しいドラマのようですが、いうても青虫です。青虫と登場人物たちの悲喜こもごもを、軽い気持ちで観ていただけたら幸いです。

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