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舞台は東京・神楽坂の古民家ドーナツ店、定谷美海の監督作「ドーナツもり」制作決定

ナタリー

上段左から中澤梓佐、足立智充、高橋雄祐、tara。下段左から関口アナン、細川佳央、仁科かりん、安藤聖。

CMディレクターとして活動している定谷美海による初中長編映画「ドーナツもり」の制作が決定。キャストが明らかになった。

東京・神楽坂にある人気の古民家ドーナツ店・ドーナツもりを舞台とした本作では、店で働くきーちゃんこと公子が、客やオーナーたちとの交流を通し自身が抱える問題と向き合っていくさまが描かれる。

公子を演じるのは「止められるか、俺たちを」などで知られる中澤梓佐。ドーナツもりのオーナー・森武蔵役で足立智充、武蔵の妻・めぐみ役でtara、公子とともに働く小石役で高橋雄祐、公子の元彼・ユータ役で関口アナンがキャスティングされた。また個性豊かなドーナツもりの客に安藤聖、遊屋慎太郎、仁科かりんが扮するほか、細川佳央、芹澤興人も共演に名を連ねた。劇中に登場するイラストを手がけたのはイラストレーターのClara。スチルはフォトグラファーの大林直行が担当している。

中澤は「初めて脚本を読んだときに、声に出してまた読みたくなりました。読み終わる頃には主人公のきーちゃんと、きーちゃんが見ている世界にフフフと笑っていて、とても愛おしくなりました。人と関わりづらくなった今の時代に、私は定谷監督と新たに出会って一つの映画を作ります」とコメント。定谷は「こんにちわ。ありがとう。ごめんね。すきだよ。そんな言葉を文字で終わらせてしまうことが増えた昨今。SNSの普及とともに、ひとの想像力が衰えているように感じています。それは非常に不健康な事態だと思い、映画『ドーナツもり』を考えました。ドーナツには穴がある。そこから覗くともだちは、そこから覗く恋人は、普段知っている彼らとは違うのかもしれない」とつづっている。そのほか高橋、tara、関口、仁科、細川、安藤のコメントは下記に掲載した。

「ドーナツもり」は2022年に劇場公開予定。なお10月10日に本作の支援を募るクラウドファンディングがCAMPFIREでスタートする。

※高橋雄祐の高は、はしごだかが正式表記

中澤梓佐 コメント

初めて脚本を読んだときに、声に出してまた読みたくなりました。読み終わる頃には主人公のきーちゃんと、きーちゃんが見ている世界にフフフと笑っていて、とても愛おしくなりました。人と関わりづらくなった今の時代に、私は定谷監督と新たに出会って一つの映画を作ります。その出会いはとても大事なもので大好きな人がまた一人増えたってことが嬉しいんです。“ドーナツもり”も人と人とが直接的に出会い言葉を交わすことで少し動いていくものが改めて素敵だと思えるような作品にみんなで作っていけたらと思います!

高橋雄祐 コメント

定谷監督と初めてお会いしたとき、とても丁寧に映画をつくろうとしていると感じました。その丁寧さに力が宿ると信じています。僕が演じる小石という役とも丁寧にじっくり向き合っていきます。「ドーナツもり」どんな作品になるのかとても楽しみです。お気に留めていただけますと嬉しいです。

tara コメント

一つひとつどれも愛おしいほど一生懸命に紡がれている、私たち一人ひとりの人生という物語。どんなに平凡な日常であっても、例えば、ドーナツの穴から覗いた先に広がる世界には、その“平凡な日常”こそ、最上級の幸せなのかもしれないということを、知ることができるのかもしれません。
この作品を通して感じる愛おしさの先にはきっと、忘れかけていた意味と、見逃していた答えを思い出せるような気がします。
ものが、改めて素敵だと思えるような作品に、みんなで作っていけたらと思います!

関口アナン コメント

こんにちわ。ユータ役を演じる関口アナンです。
この作品に登場する人たちは皆、人間味があって、魅力的で、どこか身近で、僕が演じるユータもその一人です。定谷監督の描く丁寧な世界観と情緒ある神楽坂の景色に、自分なりにソッと寄り添えたらと思います。映画「ドーナツもり」が少しでも多くの方の目に留まりますように。

仁科かりん コメント

ドーナツ屋が舞台のおはなしですが、様々なテーマが絡み合い観たら沢山のことを考えて頂けると思います。私が演じるちひろがどうこの物語と絡んでいけるのか、今からとても楽しみです。宜しくお願い致します。

細川佳央 コメント

「残念ながら これは ドーナツの映画ではありません」と、企画書の文頭から読み始め、脚本を読み終わる頃にはすっかり僕はドーナツが食べたくなった。大好きなあの人と。さて、これからどんな作品になるのか楽しみです。
あ~そう言えば最近、間接キスとかしてないですね。

安藤聖 コメント

監督とお会いし、映画に対する思いをお聞きした翌日の今、このコメントを書いています。どうかどうか、この作品をより沢山の方にお届けできますように。どうかどうか、才能と情熱に溢れる監督を、余すことなくこの作品に投影できますように。私も素敵な役をいただきました。監督と一緒に、皆さんの記憶に残る人物、物語を作りたいと思っています。

定谷美海 コメント

こんにちわ。ありがとう。ごめんね。すきだよ。
そんな言葉を文字で終わらせてしまうことが増えた昨今。SNSの普及とともに、ひとの想像力が衰えているように感じています。それは非常に不健康な事態だと思い、映画「ドーナツもり」を考えました。
ドーナツには穴がある。
そこから覗くともだちは、そこから覗く恋人は、普段知っている彼らとは違うのかもしれない。

(c)映画『ドーナツもり』

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