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ジャレッド・レトのコミカルな演技にも注目 『ハウス・オブ・グッチ』本編映像公開

ぴあ

『ハウス・オブ・グッチ』 (c)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.  

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1月14日(金)に全国公開された、華麗なるグッチ一族崩壊の闇に包まれた真実を描くラグジュアリー・サスペンス『ハウス・オブ・グッチ』。この度、夫の従兄弟・パオロ(ジャレッド・レト)を手のひらで転がす悪女・パトリツィア(レディー・ガガ)を描いた新たな本編映像が公開された。

ブランドの元祖と呼ばれた、世界屈指のファッション・ハイブランド“GUCCI”。グッチ一族の確執とその中で起きたマウリツィオ・グッチ殺害事件が描かれる本作は、グッチ家崩壊を招くパトリツィア・レッジャーニにレディー・ガガ、夫のマウリツィオ・グッチにアダム・ドライバーが扮するほか、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レトなどハリウッドを代表する豪華キャストが勢ぞろい。アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』など幅広い作品を世に送り続けるハリウッドの巨匠リドリー・スコットが監督を務め、華麗なるグッチ一族崩壊の闇に包まれた<衝撃の実話>を描いた作品となっている。

今回公開されたのは、パトリツィアが夫・マウリツィオ(アダム・ドライバー)の従兄弟で、一族に才能を認められていないパオロに近づく本編映像。パオロのコミカルなキャラクターにも注目だ。



マウリツィオとともに少しずつGUCCI経営の権力拡大を目論むパトリツィアは、パオロを手懐けるために彼のアトリエを訪ねる。服飾のデザインをするも、一族の誰ひとりからもデザインが一切認められず自分のブランドラインを持てないと悩むパオロに対し、「あなたほどの才能とビジョンがあるのに?グッチには新しい血が必要。1930年代は終わり、今は80年代よ!」とこれまでのGUCCIは古く、これからはパオロの時代よと言わんばかりに煽て上げ、「パオロ・グッチ登場!」と媚を売る。褒められ慣れていないパオロは「やめてくれ、やめてくれないと泣きそうになるよ」と言いながらも、気分を良くし、歌って踊りだす。センスが無く、家族からも貶されるパオロを手のひらで上手く転がし味方につけるパトリツィアは、一体何を企んでいるのか…?!

本作で最も難しい役といわれているパオロは、夢見がちな人物ながら、情があり、哀れなほど悪意がないキャラクター。プロデューサーの一人であるケビン・ウォルシュは「作品に笑いによる安心感をもたらしてくれながらも、パオロには深い悲しみが存在していた。人に愛され、評価されたくてたまらないのに、そのためにどうしたらいいか分からない。」とパオロの複雑な役どころについて語っている。

そんなパオロ役を務めたレトは「パオロ役にはすぐに馴染むことができた。彼は一家の中では厄介者で、いつか自身の作品を世界中の人に見てもらいたいという夢を抱いている、苛立ったアーティストだ。間違いなくなりきれると思った。」と自信を持って役を演じたと明かしており、レトと共演したパトリツィア役のガガは、「ジャレッドはとても愛すべきキャラクターを作り上げてくれた。彼も私と同じで、役柄から抜け出したくない人だったから感謝している。ずっと役になりきって、とても楽しく過ごすことができた。私に対して愛情をもって接してくれたとも思う。」と自身と同様に常に役に入り込んでいたレトへの敬意を表していた。

『ハウス・オブ・グッチ』
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