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朗読劇「逃げ恥」魅力は“じれったさ”、牧島輝が立石俊樹に「ドキドキさせてくれる」

ナタリー

立石俊樹扮する津崎平匡。(写真提供:東宝演劇部)

「恋を読むinクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』」に出演する立石俊樹と牧島輝の取材会が、7月中旬にオンラインで行われた。

本作は海野つなみのマンガ「逃げるは恥だが役に立つ」を原作に、ロロの三浦直之が脚本・演出を手がける朗読劇。2019年に初演され、今回が初参加となる立石と牧島はそれぞれ津崎平匡と風見涼太を演じ、森山みくり役の花乃まりあ、土屋百合役の春野寿美礼と共演する。

2人は初稽古の直後に取材に応じた。立石は「本人にも伝えましたが、『牧ちゃん(牧島)の風見、めっちゃいいじゃん』と思いました。1回目の稽古なのに、すごく感情移入してしまった。僕は彼と恋愛もので共演するのは初めてですが、牧ちゃんの新たな一面に心を打たれました」と牧島を称賛。牧島も「まだ舞台を作っている途中ですが『俊くん(立石)、ドキドキさせてくれるじゃないの!』という感じ」とほほ笑む。

牧島は、直接抱き合うのではなく、俳優たちが台本を一緒に持ってページをめくることでハグを表す演出が印象に残ったと言う。牧島が「よりときめきが増す、素敵な表現ですよね。実際に(百合役の)春野さんとページをめくったとき、“恋”を感じました」と稽古を振り返ると、立石も「“ムズキュン”というテーマにぴったりの演出ですよね! ちょっとじれったさが残るところが良いなと」とうなずいた。

新垣結衣・星野源らの出演によりテレビドラマ化もされた本作には、契約結婚した男女を軸に、さまざまな社会問題が描かれている。原作の魅力を尋ねられると、牧島は「こうあるべきという決めつけがないのが楽しい。『女性が家事をすべき、ということはない』と言う女性キャラにも、それに理解がある男性キャラにも好感を持ちました。互いを理解するために意見を言い合うところも素敵」とコメント。また立石も「世の中にはいろいろな人がいるんだと自分はわかっているつもりでした。でも逃げ恥を通じて、自分のちっぽけな体験は世界のほんの一部に過ぎないのだとわかった。視野が広がった気がします」と思いを口にした。

2人は、自分の演じるキャラクターと似ているところ、似ていないところについても語った。立石は自身と平匡の共通点を「自分の気持ちを初めから素直にさらけ出せないところ」、似ていない点を「自分に自信があるところ。平匡さんは恋愛面を除けば、計画性があって精神的に自立した、芯のある人。僕はあまり自信がないので、そこは違いますね」と分析。牧島は「ハイスペックなところが似ています! ……冗談です」と記者たちを笑わせたのち、改めて「風見は自分に正直な人で、たとえ嫌われても『自分はこういう人間なんだ』と言える。彼ほど強くはありませんが、僕にもそういう一面はあると思う。でも僕は風見のように、人との距離をグイグイ詰められません。僕はリーチが短いジャブをずっと打っていて、当たってきた人とだけ交流する感じなので」と笑い交じりに話した。

さらに取材会では、これまでにも共演経験がある2人が互いの魅力を紹介する場面も。立石は「初共演のときからガッツがある印象。僕が当時お芝居を始めたばかりだったこともあり、彼が演出の意図を的確に汲み取っているところをすごいと思った」「毎公演、新鮮に役の気持ちを表現していて素敵」と牧島を絶賛。牧島ははにかみながら「俊くんのちょっと天然だけど純粋なところを尊敬します。彼のピュアさは作品に良い影響を与えているし、僕は楽屋でもプライベートでもその人柄に助けられている」と立石に笑顔を向けつつ、「彼はこれから別作品の地方公演を控えているのですが、移動日は明日のはずなのに、今日キャリーケースを持って稽古場に現れました」と立石の“天然エピソード”を明かす。これを聞いた立石は「完全に今日が移動だと思って……今朝荷作りをしてきました(笑)」と答え、記者たちを和ませた。

「恋を読むinクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』」の公演は8月11日から18日まで東京・シアタークリエにて。立石、牧島は8月16日の14:00開演回と18:30開演回に出演する。

「恋を読むinクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』」

2021年8月11日(水)~18日(水)
東京都 シアタークリエ

原作:海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」(講談社「Kiss」所載)
脚本・演出:三浦直之
出演(出演日順):細谷佳正、太田基裕、戸塚祥太(A.B.C-Z)、立石俊樹、荒木宏文 / 仙名彩世、桜井玲香、大原櫻子、花乃まりあ、城妃美伶、内田真礼 / 梅津瑞樹、立花裕大、有澤樟太郎、梅原裕一郎、水田航生、牧島輝、矢田悠祐 / 壮一帆、シルビア・グラブ、友近、春野寿美礼、朴ろ美

※朴ろ美の「ろ」は王へんに路が正式表記。

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