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PAT Company「グッド・イブニング・スクール」開幕、新人教師を軸にした夜間学校の物語

ナタリー

20/12/17(木) 18:30

PAT Company ミュージカル「グッド・イブニング・スクール」より。

PAT Companyのミュージカル「グッド・イブニング・スクール」が本日12月17日に開幕した。

PAT Companyは、原田優一、オレノグラフィティ、小柳心、鯨井康介がオリジナル舞台を制作するチーム。「グッド・イブニング・スクール」は彼らのオリジナルミュージカルで、プロデュースを鯨井、脚本を小柳、演出を原田、音楽をオレノグラフィティが手がける。劇中ではとある進学校の定時制夜間クラスを舞台に、新人教師と生徒たちの日々が描かれる。

新人教師・若林を演じる横田は、「一人一人の個性が本当に凄いので、そこにも注目して頂きつつ、若林の成長なども見て頂けたら」と見どころを語った。また、演出を務める原田は、「何が待ち受けているか分からないけれど、もしかしたら今が一番幸せなのかもしれないと、劇場を出た時に思っていただけたら幸いです」とコメント。劇中では多数のミュージカルナンバーが出演者によって披露される。また、後半にはハートフルな展開も。

12月17日19:00開演回と20日18:00開演回ではローチケ LIVE STREAMINGにてライブ配信が行われる。公演は20日まで東京・本多劇場にて。

横田龍儀 コメント

今回見どころが沢山ありすぎて、本当に全部と言いたい気持ちで満載なのですが、一人一人の個性が本当に凄いので、そこにも注目して頂きつつ、若林の成長なども見て頂けたら幸いです。

PAT4のみなさんは、僕が勝手に思っているのですが本当に一人一人が師匠だなと思っています。カンパニーは笑いが絶えず、楽しくてずっとこのメンバーでいたいなって感じます。

大変なこのご時世ですが、少しでもたくさんの方に笑顔を届けられるように、そして心を動かせるように全力を尽くしますので、ぜひよろしくお願いします!!

オレノグラフィティ コメント

僕自身はもちろんのこと、演劇好きな人々がこよなく愛してきた下北沢本多劇場で、まさかの和製オリジナルミュージカルを上演できるなんて。ここぞとばかりに劇場愛とロックな反骨精神を剥き出しにして挑んでおります。実力派キャストの皆様の「贅沢な無駄遣い」を気が済むまで堪能して頂きたいと思ってます。

元気ないなあと思ってたり、漠然と不安だなあと思ってる皆様。騙されたと思って本多劇場にお芝居を観にきて下さい。僕らはとにかく元気に劇場でお待ちしてます。年末にふさわしい、カラッとした空気のミュージカルを力一杯上演しています。脳内お祭り騒ぎで、共に盛り上がれると、とても嬉しいです。

小柳心 コメント

脚本家という立場からしたら「物語を観てほしい!」と思い、俳優部としては「素晴らしいキャストたちを観てほしい!」と思い、PAT Companyとしては「僕らがつくり上げたものをみてほしい!」と思い、とにかく全部見てほしいというのが本音だったりします。公演が終わった後に「明日からがんばろ」って思ってもらえたら、これ以上嬉しいことはありません。

苦しい日々が続いた昨今。そして乗り越えるべき2020年の年末。どの作品を見て「観劇納め」とするか。僕らPAT Companyは、この作品がぴったりだと思っています。「グッド・イブニング・スクール」を見て、ゴロゴロ正月を過ごして、希望ある来年を一緒に待ちましょうよ。年が明けてほんの少しだけ皆様が「前のめり」になっていたら、コロナ禍でも諦めずに突き進んできてよかったと、肩の力が抜ける思いです。

鯨井康介 コメント

キャラクター同士の関係性や、バックボーンに見所が詰まっていると思います。台詞の中に、多く表出はしていませんが、演じる俳優さんの身体を通して、各キャラクターが持っている個性が滲み出ています。バックボーンを想像し、時にご自身と重ね合わせてみたりして頂けると、より一層楽しんでいただけるのではないかと思います。

また、脚本、楽曲とオリジナルの作品となります。きっと誰もがどこかで感じた事のあるような悩みだったり、挫折だったり。でも、その落とした肩を、そっと抱いてあげられるような、そんな作品となりました。小柳心の脚本が抽出し、オレノグラフィティの音楽が色味を持たせ、原田優一の演出によりイマジネーションが膨らみました。また、castの一体感はこの作品の大きな武器となっています。主演の横田さんを中心に、ひと月の稽古期間とは思えない程の信頼関係が生まれています。

互いに優しさを持った集団の強さを。

是非、本多劇場でご体感ください。

このようなご時世ではありますが。

このようなご時世であるからこそ、観ていただきたい作品です。劇場は、スタッフさんと共に、出来る限り感染症対策に務めさせて頂きますので。劇場でお会い出来るのを楽しみにしております。とはいえ、決してご無理はなさらず。初日と千秋楽には、配信もございます。ご都合と状況に合わせてお選び頂けたら幸いです。

この作品が、明日へのちょっとした活力になる事を。願っております。

原田優一 コメント

“間違い探し”が連続する楽しいミュージカルになりました。ギャップ萌えの私には大好物がほぼ渋滞します。アミューズメントとシリアスが同居するスピーディーな展開をお楽しみ頂ければ幸いです。どういうこと?!と思われる方、是非その目でお確かめくださいませ。

学園物ミュージカルではありますが、大人による大人の為の応援ソングのような作品になっています。色んな考え方があって、それぞれがそれなりに何かを抱えていて、失敗の経験があって、それでも最後は自分を信じている人達が、不器用ながらに応援ソングを響かせています。人間って可愛いし、人生って面白い! 何が待ち受けているか分からないけれど、もしかしたら今が一番幸せなのかもしれないと、劇場を出た時に思っていただけたら幸いです。昨日があって今日がある。今日の生き方で明日が変わる。全力で前を向こうともがく人々の物語をお楽しみください。

PAT Company ミュージカル「グッド・イブニング・スクール」

2020年12月17日(木)~20日(日)
東京都 本多劇場

プロデュース:鯨井康介
脚本:小柳心
演出:原田優一
音楽:オレノグラフィティ
出演:横田龍儀 / 中井智彦、黒沢ともよ、谷口ゆうな / オレノグラフィティ、小柳心、鯨井康介 / コング桑田

(c)2020 PAT Company (c)2020 Marvelous Inc.

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