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遠藤光莉、大沼晶保、増本綺良……欅坂46、新メンバーは個性派ぞろい? 『欅って、書けない?』登場を機に注目

リアルサウンド

20/4/15(水) 6:00

 2018年に開催された坂道合同オーディションの合格者のうち、配属先の決まらなかったメンバー(=坂道研修生)が今年になって晴れて各グループに配属されることとなり、その内の6名が新たに欅坂46に二期生として加入した。今回は、先日放送された『欅って、書けない?』(テレビ東京)に初登場した彼女たちそれぞれのキャラクターに注目してみたい。

(関連:欅坂46、濃密な4年間で見えてきた“らしさ” 「サイマジョ」の衝撃デビューから現在までの軌跡

●遠藤光莉(えんどうひかり)
 遠藤光莉は、1999年生まれ、神奈川県出身の身長163.3cm。番組では登場シーンからすでに不安そうな表情を浮かべ、その初々しさには司会陣も「これこれ!」と興奮していた模様。自分の性格を「おとなしい・真面目・泣き虫」と評したように、スタジオでの今にも泣きそうな表情が印象的であった。特技のダンスは全国大会で準優勝して世界大会にも出場したというほどの実力の持ち主。そんな彼女がオーディションに応募した理由は、歌やダンスで人を救えるようになりたいからだという(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33183)。パフォーマンス面でも注目される欅坂46を、いずれ得意のダンスで引っ張っていく存在になるだろう。

●大園玲(おおぞのれい)
 大園玲は、2000年生まれ、鹿児島県出身の身長163cm。初収録ながらも落ち着いた表情で登場した彼女。温厚な雰囲気ながら、時おり見せる笑顔がアイドルらしい。しかし地方出身のため訛りがまだ抜けておらず、早速それをイジられていた。そんな大園は自分の前世を“水”と表現する。生命を回してるからと理由は独特。7日に公開されたブログ(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33225)でも、初投稿でいきなり“ですます調”ではなく“だである調”を使うという変わった一面を見せる。自身で「頭の中であれこれ考えることが好きだ」と書いているように、深掘りすればいろいろと興味深い話が聞けそうだ。

●大沼晶保(おおぬまあきほ)
 大沼晶保は、1999年生まれ、静岡県出身の身長161cm。静岡でも田舎の方の出身で、父親の職業は漁師だという。好きな芸人はパッション屋良。そして自分を「うさぎとパクチーを合わせたような性格」だと紹介した。三姉妹の次女で、趣味にお菓子作りや釣りを挙げている。『欅って、書けない?』をイメージしたという手作りのケーキの写真をブログで公開しているが、かなり本格的だ(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33239)。現メンバーでお菓子作りと言えば、一期生の原田葵が思い浮かぶ。番組で2人のお菓子作り対決なども見てみたい。

●幸阪茉里乃(こうさかまりの)
 幸阪茉里乃は、2002年生まれ、三重県出身の身長154.5cm。特技はフラフープで、好きな食べ物はアイスだという。自身のブログで「(坂道研修生の)15人の中で一二を争うくらいダンスの覚えが悪くて、、何度も何度も挫けそうになりました」とあるが、今回の番組収録について「反省点が沢山ありましたので(拍手出遅れる・小さい、顔がかたいなど)次の収録までに改善したいと思います」と具体的な目標をしっかりと設定できている点など見るにつけ、向上心の高いメンバーなのだと感じる(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33263)。今はスキルが足りてなくとも今後の成長が期待できそうだ。好きなメンバーに挙げる森田ひかるとは見た目が似ているため、シンメ関係なども予想される。

●増本綺良(ますもときら)
 増本綺良は、2002年生まれ、兵庫県出身の身長158.4cm。好きな芸人はオードリーの春日俊彰だという。特技は腕相撲とルービックキューブ。番組でルービックキューブの腕前を確かめるべくその場で試してみると、49秒としっかりと実力を証明していた。しかも平均は37秒あたりだという。また、今ハマっていることは「水を飲むこと」。人が水を飲んでいたり、自分が水を飲んでる姿も鏡で見るくらい好きだというのだから驚きだ。初投稿のブログもまずフォントから他と違う。文章表現から物事の観点まで、すべてがエキセントリックだ(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33276)。他のグループを含めてもあまり見ない変わった雰囲気を持っている。こうしたキャラの濃さを武器に、今後多くの場面で存在感を放つだろう。

●守屋麗奈(もりやれな)
 守屋麗奈は、2000年生まれ、東京都出身の身長154cm。自身で考えたキャッチフレーズは「食べるの大好き 元気モリモリ守屋麗奈」。好きな食べ物はパンとチョコ。一期生に同じ名字の守屋茜がいるため、番組ではニックネームを「もりれな」と名付けられたようだが、現在はブログでさらに候補を募集している(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/33292)。初投稿ではSHOWROOM審査や研修生ツアーのお礼を綴り、ファンへの感謝の言葉を伝えている。その丁寧な姿勢や、番組での可愛らしい振る舞いなどから、すでに人気アイドルとしての大器の片鱗を感じた。正統派の王道アイドルが欅坂46にやってきたという印象だ。

 こうして並べて見ると変わったキャラクターのメンバーが多く、その意味では番組やライブでの活躍が期待できそうだ。一方で、パフォーマンス面や“アイドルらしさ”の面でも強力な加勢になっていることは間違いない。なにが起きるか予想できない、しかし確実になにかを起こしてくれそうな面白い人材が揃っている。彼女たちが今後、先輩である一期生や一足先に活動はじめた二期生などと交わり、どんな関係性を築くのか、どんな化学反応見せてくれるのか楽しみで仕方ない。(荻原梓)

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