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佐藤卓が企画 上田義彦の写真を研究者が解説『風景の科学』展が科博で開催

CINRA.NET

19/9/7(土) 20:00

展覧会『風景の科学展 芸術と科学の融合』が9月10日から東京・上野の国立科学博物館で開催される。

グラフィックデザイナーの佐藤卓が企画した同展では、写真家の上田義彦が長年にわたって撮影してきた世界各地の風景写真を、国立科学博物館の研究者が解説し、対象物と共に展示。解説の多くは風景の背後にある時間の流れを意識したもので、写真に重層的な意味が付け加わり、風景に地球の歴史を感じることができるような内容になるという。

関連イベントとして、会期中9月16日と10月14日にトークショーを実施。『風景の科学』と題した9月16日は佐藤卓をはじめ、国立科学博物館の副館長・篠田謙一、文化人類学者の竹村真一が登壇する。『芸術と科学』と銘打った10月14日には上田義彦、佐藤卓、美術史家の伊藤俊治が参加する。詳細は会場のオフィシャルサイトで確認しよう。

篠田謙一(国立科学博物館)のコメント

芸術家の目が切り取った風景に、自然科学の研究者は何を見るのだろうか。
本展では、写真家・上田義彦が撮影した写真を、国立科学博物館の研究者が解説し、対象物とともに展示する。
解説の多くは風景の背後にある時間の流れを意識したもので、瞬間を切り取った写真に重層的な意味を付け加えている。風景に地球の歴史を感じることは、私たちの認識をより深いものにするはずで、そこに「芸術と科学の融合」の目指す地平がある。

佐藤卓のコメント

自由な芸術と、事実の科学。芸術と科学はまったく違うベクトルのように思える。
いつの間にか、そんな概念が我々に刷り込まれてはいないだろうか。しかし人は、意識と感覚を分けて生きているわけではない。見るという意識の直後に、好き嫌い、気持ちいい気持ち悪いという感覚が沸き起こる。その後に初めて、その感覚がどこから来ているのかを知りたいと思う。
「何だこれは?」という感覚的な興味が、「もっと知りたい」と事実を欲求するのである。
写真という芸術を入口に、科学の世界に誘う展示を、さてあなたはどう見るだろうか。

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