図像と文字の風景を辿る『20世紀のポスター』展、東京都庭園美術館で開催
21/1/6(水) 12:30
展覧会『20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?』が、1月30日から東京・白金台の東京都庭園美術館で開催される。
同展では、多摩美術大学の企画協力により、竹尾のポスターコレクションから「構成主義」のポスターを公開。構成主義は、図像と文字を幾何学的、抽象的な融和のもとに構成しようとする表現様式となる。会場には、ビジュアルデザインの原点となるポスターが並び、構成主義のポスターの発展を辿るほか、未来におけるポスターの存在意義を問う。
展示は「図像と文字の幾何学」「歴史的ダイナミズム」「コミュニケーションのありか」の全3章で構成。
「図像と文字の幾何学」では、スイス派、ウルム派に代表されるインターナショナルスタイルの継承と展開を辿り、メアリー・ヴィエイラら15人の作家による作品が52点並ぶ。「歴史的ダイナミズム」では、第二次世界大戦以前に登場したロシア構成主義、バウハウス、ニュータイポグラフィを象徴するポスターを展示。エル・リシツキーら11人の作家による18点が並ぶ。「コミュニケーションのありか」では、1970年代以降のインターナショナルスタイルを背景に登場したニューウェイヴ、ポストモダンデザインと称される潮流を、11人のデザイナーによる60点のポスターを通じて辿る。
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