「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ！花の天カス学園」初日舞台挨拶が、本日7月30日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの仲里依紗、フワちゃん、小林由美子、監督の高橋渉が登壇した。

アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版第29弾となる本作の舞台は、全寮制の超エリート校・天カス学園こと私立天下統一カスカベ学園。何者かによって風間くんが“おバカ”にされてしまったことから、しんのすけたちがカスカベ探偵倶楽部を結成し、事件を解決すべく奮闘する。

まずステージに登場した野原しんのすけが「オラたちカスカベ探偵倶楽部の活躍ぶりぶりはどうだった？」「オラの活躍ぶりぶりに惚れちゃったお友達拍手！」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が起こった。

フワちゃんは「見て見て！ 今日はみんなのためにね、おへそにひまわり付けてきました！ 咲いているよ」と挨拶し会場を和ませる。仲は「『クレヨンしんちゃん』は子供の頃から大好きで、今回夢が叶ったという感じです。しんちゃんとも“おしりあい”になれました」と喜び、「子供たちに一生自慢できる仕事です」と述懐。フワちゃんも「私もすっごくうれしかった！ でも応援するシーンでアドリブしてって言われて、『虎のように駆け抜けろー！』って言ったら癖が強すぎるから『がんばれ』でお願いしますって言われちゃった！」と明かす。

小林はコロナ感染対策のため、班に分かれてアフレコしたことに触れ「私はかすかべ防衛隊チームと録ったんですが、最後に全員でマラソンするシーンを残して時間オーバーになっちゃったんです。それでも監督が『まだやりますか？』って言ったら、みんな『やりたいです』って言ってくれて。あのシーンは、私たちの疲労感もシンクロしてとても楽しく録らせていただきました。本当にあの瞬間は青春でしたし、それが伝わったらうれしいです」と振り返る。

また小林は仲を「やはり女優さんなのでお芝居が素晴らしかったです。口紅を塗るときに『んまっ』ってしたり、こだわりがすごくって」と、フワちゃんを「レギュラーメンバーにいましたっけ？ってぐらい溶け込んでいて。出演シーンは短いんですけど、爪痕の残し方がすごい！」とたたえた。高橋も「仲さんの芝居はすごくリアル。フワちゃんはYouTubeで見ていて、どんな感じでスタジオに入って来られるのかなと思っていたんですが、フワちゃんのままやってきました（笑）」とコメントする。

最後に小林は「この日を無事に迎えられたことが奇跡だと思っています。夏休みの宿題がある子供たちが、今日のことを絵日記の1ページに描いてくれたらこんなにうれしいことはありません」と思いを口にした。

「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ！花の天カス学園」は全国で公開中。

※高橋渉の高ははしごだかが正式表記

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