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「真を写す」とは何かを問う、小林健太の写真展『Rapid Eye Movement』

CINRA.NET

19/1/7(月) 20:30

小林健太作品

小林健太の写真展『Rapid Eye Movement』が、明日1月8日から東京・天王洲アイルのIMA galleryで開催される。

1992年に神奈川で生まれた写真家の小林健太。「『真を写す』とは何か」という問いとして写真を捉えて作品を発表している。2016年に写真集『Everything_1』を刊行。展覧会では、様々なデバイスで捉えた自身の姿や日常風景の画像をPhotoshopなどの画像編集ツールで加工した作品を展示する。

小林健太のコメント

ポインターが画面を踊る。ピクセルがさざ波を立て色彩が変形する。
運動が画像を貫く。運動が画像を貫く。運動が画像を貫く。

二次元に展開されるこの情報空間は、さながら夢の外在化のようだ。
限られたインターフェースを介して置き去りにされる身体感覚と、めくるめくポインターの舞。
それは筋肉への情報伝達を遮断し、眼球のみが高速に動く“レム睡眠”と相似形を描く。

情報空間の発展が、外在化した夢の拡大を意味するなら。
僕は夢の輪郭に触れたいのかもしれない。その感触を確かめたいのかもしれない。

ただ眼球だけがくるくる回る輪廻の中で。
閉鎖された神経回路をこじ開けるべく、もがき続けろ!

夢の意味は、夢から醒めた者にしかわからない。だから

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