Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

トム・クルーズが東京で会見、「M:I」の過激アクションに触れ「ほかに生き方はない」

ナタリー

18/7/18(水) 13:23

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」会見の様子。左からヘンリー・カビル、クリストファー・マッカリー、トム・クルーズ、サイモン・ペッグ。

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の記者会見が本日7月18日に東京のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、キャストのトム・クルーズ、ヘンリー・カビル、サイモン・ペッグ、監督のクリストファー・マッカリーが参加した。

昨日7月17日に来日し、東京・羽田空港で1000人のファンに迎えられた4人。通算23回目の来日となったクルーズは、先にステージに上がったペッグ、マッカリー、カビルと順にハグをしながら登場する。心境を聞かれると「家に帰って来た気がするよ」と笑顔で伝えた。

会見の冒頭では、クルーズが撮影中に足首を骨折したことに関するトークが展開していく。クルーズは「壁にぶつかった瞬間に折れたとわかった。でも撮影は続いているから、痛かったけどそのままカメラの前を走ったんだ」とジェスチャーを交えて回想。医師から9カ月の安静期間が必要だと告げられた際、「6週間で撮影に戻りたい」と主張し呆れられたことを打ち明け、会場に笑いを起こす。そしてクルーズは実際に6週間で撮影に復帰したと話し、来場者からの拍手を浴びた。クルーズの負傷によって撮影が中断されていたときのことを振り返りながら、カビルが「単なる怠け者かと思ったよ」とジョークを飛ばすと、ペッグも「もっと休暇が長くなると思ったけど残念だった」とニヤリ。一方で「復帰後に全力で走ったあとは数日間歩けなかった」というクルーズの言葉にはしみじみとうなずき、彼に対する尊敬の念をにじませた。

続いてクルーズが実際にヘリコプターを操縦したシーンの話題へ。クルーズは撮影において“スパイラル”と呼ばれるらせん形の落下飛行に挑戦したが、事前にそれを知らされていなかったというペッグは驚きの表情を浮かべながら叫び声を上げ、当時の心境をステージ上で表現する。マッカリーは、クルーズによる落下飛行を見たスタッフの1人が「トムを失った……」と無線で流してしまい、現場がパニックに陥ったことを明かした。

今作から「ミッション:インポッシブル」シリーズに参加したカビルは「トムとクリストファーと一緒に仕事ができたのは最高だった」と述懐。ペッグが「自分は?」と言いたげな表情をすると、カビルは「トムとクリストファーと一緒に仕事ができたのは最高だった」と繰り返し、来場者の笑いを誘った。またペッグは「トムは糖分を人に与えることで有名」と切り出し、クルーズからココナツケーキが自宅に送られてくると吐露。クルーズがペッグの割れた腹筋を話題に出しながら「自制心を試すために送ってるんだ」と楽しそうに話すと、ペッグは「毎回ケーキの誘惑に落ちてしまう」とうなだれた。

クルーズはシリーズを通して過激なアクションに挑み続けている。終盤には彼に「どうして激しいアクションに挑戦し続けられんですか?」という質問が。クルーズは「チャレンジすることに興味があって、観客のために全力を尽くすのが僕の主義。それにお客さんには観るだけでなく、経験してほしいと思っているんだ。人生を映画作りに捧げているし、残りの人生も持っているものすべてを捧げるつもりだよ。ほかに生き方はない」と断言。クルーズの力強い発言を聞いたマッカリーは「トムと仕事を始める前は白髪がなかったんだ……」と冗談交じりに語り、会場に大きな笑いを巻き起こした。

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は8月3日より全国でロードショー。なお本作にはレベッカ・ファーガソン、ショーン・ハリス、ミシェル・モナハンも出演している。

(c)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む