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富山のはるか×NZのダンスシアターカンパニーBorderline、モチーフは島根に伝わる“化け鯨”

ナタリー

20/12/21(月) 15:35

富山のはるか×Borderline Arts Ensemble「THE LAST WAVE」チラシ表

富山のはるか×Borderline Arts Ensemble「THE LAST WAVE」が、12月25日から27日まで神奈川・若葉町ウォーフで上演される。

これは、富山のはるかとニュージーランドのダンスシアターカンパニー・Borderline Arts Ensembleによる共同企画作品。作品は、島根県に伝わる“化け鯨”をモチーフに創作され、未知や異界に対する恐怖と距離感が、ダンスや映像など、さまざまな手法で表現される。

上演に向け、富山のはるかは「この公演で、遠い国の彼女たちと、違う世界の彼らと、ちょうどいい距離感を探したい」、Borderline Arts Ensembleは「この公演は、あなたの朧げな覚醒と潜在的意識の中の底のない深淵の境目を曖昧にする波紋を引き起こすでしょう」と、それぞれ公式サイトでコメントしている。上演時間は約1時間10分。なお公演は12月27日に、ZAIKOでオンライン配信される。

富山のはるかコメント

最後の波について

いつ終わるともない波の行く先の終わりが見えることはあるのでしょうか?

終わりが見えた時に私たちは一体どこにいるのでしょうか?

沖の遠くに見えた真っ白い鯨の骨のように、将来のことを思っています。

この公演で、遠い国の彼女たちと、違う世界の彼らと、

ちょうどいい距離感を探したいと思います。

Borderline Arts Ensembleコメント

THE LAST WAVEとは、手に負えないもの、つまり影や謎、そして長く失われた神話の探求です。

探求とは、角の奥に待ち伏せるもの、ビロードのような夜の暗闇に潜むものを探すことです。

我々が気づかない神出鬼没のキャラクターたちが住む世界では、不思議な出来事が起こります。

クジラの真っ白な骨も海の泡に浮かび上がります。

この公演は、あなたの朧げな覚醒と潜在的意識の中の底のない深淵の境目を曖昧にする波紋を引き起こすでしょう。

富山のはるか×Borderline Arts Ensemble「THE LAST WAVE」

2020年12月25日(金)~27日(日)
神奈川県 若葉町ウォーフ

脚本:相田みょん
演出:松尾祐樹
振付:Lucy Marinkovich
出演:戸塚ヤスタカ、たなかゆきの、古川路、小島颯太、Lucy Marinkovich(映像出演) ほか

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