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こぶしファクトリーとBEYOOOOONDS、舞台共演で親交深まる 浜浦彩乃「みんなの心は一つになってますから」

リアルサウンド

19/11/15(金) 6:00

 こぶしファクトリー、BEYOOOOONDSが主演する演劇女子部『リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~』が、11月14日より東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演を開始。マスコミ向けにゲネプロが開かれ、開演前に2グループのメンバーが囲み取材に応じた。

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 『リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~』は、脚本を太田善也、演出を吉田健、音楽をシャ乱Qのはたけが手がける作品。2011年には、『リボーン~命のオーディション~』のタイトルで当時の演劇女子部により上演されている。物語は、ジャンヌ・ダルクや織田信長、クレオパトラ、マリー・アントワネット、ナポレオンなど、偉人たちの魂が閻魔様のもとに集められるところから始まる。その中にいたのが、過去の記憶を持たない魂・べべ。閻魔様は、魂たちを生まれ変わらせるため、“命のオーディション”の開始を宣言する、といったストーリーだ。

 物語の重要な鍵を握るべべを演じるのは、浜浦彩乃(こぶしファクトリー)。彼女は、こぶしファクトリー、BEYOOOOONDSの2組で舞台をやるのが初であることに触れながら、「8年前のモーニング娘。さんの『リボーン』の舞台を再演するということですけど、違う部分が何カ所かあります。曲数が増えたりだとか、殺陣も多くなっているんですけど、新キャラクターでナポレオンとかマリー・アントワネット、そしてショパンの3人が新しく参加するということで見どころ満載になっています」と再演する上での特色を説明。自身が演じるベベについては「私は何者か分からない役なので、舞台を観に来ていただいて、感想を書いていただいたらなと思います」と詳細は伏せた。

 井上玲音(こぶしファクトリー)が扮するジャンヌ・ダルクは、偉人であり、べべと並び舞台の顔となる人物。「誰もが知っている偉人なんですけど、19歳という若さで死んでしまっていて、その中に強い思いだったりがあるので、強い女感を出していきたいなと思ってます」と演じる上での意気込みを述べた。

 今回の作品は、2グループによる舞台ということで、総勢17名が一堂に会する。BEYOOOOONDSから、いち早く挙手しコメントした高瀬くるみは明智光秀役だ。「明智光秀って、次の大河ドラマ(『麒麟がくる』(NHK総合))のテーマになっていたりもする偉人さんなので、この役をいただいた時に、みなさんが知っているからこそ求められるものが多いなって思いました。みんなが知っている明智光秀と、この『リボーン』の明智光秀を考えて作ってきたので、そこを楽しんで観ていただければと思います」と本番に向けて意欲を見せた。

 派手な衣装が目を見張る閻魔様役の広瀬彩海(こぶしファクトリー)は、「日本ならではの刀を使った殺陣になっていて。私たちが以前やらせていただいた舞台『JKニンジャガールズ』では特殊な武器を使っていまして、日本刀を使うことが少なかったので、今回は野村みな美ちゃん(織田信長役)と高瀬くるみちゃんが日本刀を使った殺陣がかっこいいので、そこを見て欲しいです」と見どころを勧めた。

 会見では、小野小町を演じる島倉りか(BEYOOOOONDS)が、尊敬する井上に思いを伝える一幕も。2グループの仲もより一層深まっているようで、浜浦は「この舞台が始まってけっこう喋る子が増えて、私的には嬉しいですね。今まで怖いとか思われてたのかなとか(笑)。チームワークもバッチリで。みんなの心は一つになってますから」と舞台を経てより強い繋がりを持ったことを話していた。

 『リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~』は、浜浦演じるベベ、井上演じるジャンヌ・ダルクを軸に、一人ひとりにスポットが当たっていく物語。ラストの感動の展開は、誰もが心を掴まれるはずだ。11月24日まで上演中の本舞台の日程、当日券などの詳細は、舞台特設ページを参照のこと。(渡辺彰浩)

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