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「ひとくず」に込められた意味は?監督・主演の上西雄大がWeb番組で言及

ナタリー

20/3/14(土) 19:00

左から上西雄大、MCの月永理絵。

「ひとくず」の監督と主演を兼任した上西雄大が、Web番組「活弁シネマ倶楽部」に登場。その模様がYouTubeで公開されている。

子供時代に母親の恋人から虐待されて育った主人公・金田が、空き巣に入った家で育児放棄されている少女・鞠に出会い、彼女を救おうとするさまを描く本作。上西が金田に扮した。

上西は「虐待にあっている子供を、端的に救う者がいたとしたらどういう人間かなと想像したんです」と主人公のキャラクター設定の着想に触れ、「世の中のルールを無視して、いわば社会にとっては破綻しているような人間だったら自分の感情だけで動くんじゃないかなと」と続ける。そして「人間の心を見せる映画にしようと思って。虐待の(現状を押し付ける)映画では逆効果だと思った」「演じる子供が虐待の疑似体験をするようなものには絶対にしたくなかった」と本作への強い思いを語った。

番組ではそのほか、タイトルに込められた本当の意味や鞠役の小南希良梨との撮影エピソードも明かされる。

「ひとくず」は東京・ユーロスペースほかで上映中。

(c) YUDAI UENISHI

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