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こまつ座の“忠臣蔵異聞”「イヌの仇討」東憲司演出で再び上演

ナタリー

19/11/19(火) 13:53

こまつ座 第130回公演「イヌの仇討」チラシ表

こまつ座「イヌの仇討」が、2020年1月17日から19日まで神奈川・横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ ホールで上演される。

1988年に初演された本作は、井上ひさしが独自の視点で「忠臣蔵」を見つめ直した“忠臣蔵異聞”。2017年に同作を演出した劇団桟敷童子・東憲司により、今回再び上演される。2020年公演には、前回に続き大谷亮介、彩吹真央、植本純米、石原由宇、大手忍、尾身美詞、三田和代が出演するほか、新たに俵木藤汰、田鍋謙一郎、原口健太郎の3人が加わる。

神奈川公演のチケットの一般販売は11月23日にスタート。

大谷亮介コメント

この度、こまつ座「イヌの仇討」の吉良上野介役にて中部北陸~四国~北海道と、公演させて頂くことになりました。世の中のほとんどの人々がこうだと信じさせられていることを、人生最期の時まで命をかけて真実を探し、考え、戦い続けた人間たちの話です。その仲間たちと、そして観客の皆様と、大切な時間が過ごせることを楽しみにして、稽古に励みます。

彩吹真央コメント

物事を一方向からみるのではなく、色んな角度から見定め、相手の考えや立場を想像し理解しようとする愛情があれば、この世の中の争いは全て無くなる……。井上ひさし先生は「イヌの仇討」を通して、その想いを伝えたかったのだと思います。演出の東さん、ご隠居さまの大谷さんを初め、スタッフ・キャストの皆さんとまたこの世界を体現できることに感謝します。そして、お一人でも多くの方に、真の忠義の心をもつ登場人物が織り成す、真の「忠臣蔵」の「イヌの仇討」をご覧頂きたいです! 劇場でお待ちしております。

三田和代コメント

生類憐みの令で有名な第五代将軍徳川綱吉の治世、赤穂の浪人が起した仇討事件。狙う相手の吉良上野介。潜み隠れた炭小屋で彼は何を思ったのか。六十二歳の老人の反骨精神、人間の尊厳へのあくなき探求。歴史の裏側の事実と真実。この作品を一読した時、私は深い感動を覚え、井上ひさし氏の鋭い洞察力に驚嘆した。この感動を全国のお客様に伝える喜びと責任の重さを痛感している。スリルと笑いに満ちた潜伏二時間。頑張ります。

こまつ座 第130回公演「イヌの仇討」

2020年1月17日(金)~19日(日)
神奈川県 横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ ホール
ほか全国公演あり。

作:井上ひさし
演出:東憲司
出演:大谷亮介、彩吹真央、俵木藤汰、植本純米、田鍋謙一郎、石原由宇、大手忍、尾身美詞、原口健太郎、三田和代

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