Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

BAND-MAID、約3カ月ぶりのONLINE OKYU-JI『BAND-MAID “THE DAY OF MAID”』オフィシャルレポート到着!

ぴあ

21/5/20(木) 12:00

『BAND-MAID “THE DAY OF MAID”』 写真:MASANORI FUJIKAWA

続きを読む

BAND-MAIDが5月10日の“メイドの日”に、約3カ月ぶりとなるONLINE OKYU-JI(=配信ライブ)『BAND-MAID “THE DAY OF MAID”』を開催。この度、オフィシャルレポートが到着した。

本来、この日は豊洲PITにて約1年3カ月ぶりの有観客お給仕を行う予定だったが、緊急事態宣言の発令に伴い、関係省庁から公演中止の要請が為されたため有観客での開催を断念。急遽会場を変更し、2021年二度目のONLINE OKYU-JIとして実施された。

この日はBAND-MAIDのステージが始まる前に、小鳩ミク(Gt.Vo)のソロプロジェクト・cluppoがオープニングアクトを担当。普段のメイド服とは異なるカラフルな衣装を身にまとい、開演時間5分前にステージへ姿を現した小鳩は、「くるっぽー!『PEACE&LOVE』聴いてっぽ」と挨拶してから、4月1日にゲリラ配信をしたオリジナル曲「PEACE&LOVE」を披露した。小鳩はハードロック色の強いBAND-MAIDとは異なる、ニューウェイヴの流れを汲むポップでラブリーな楽曲で新境地を見せ、今後の展開にさらなる期待が高まる結果となった。

cluppoがキュートなパフォーマンスでステージを温めたあと、いよいよBAND-MAIDが登場。オープニングSEに導かれ、眩くカラフルな照明が照らされるステージ上にメンバーが1人ずつ登場すると、最後にSAIKI(Vo)が中央に立ったところでSAIKI&小鳩のボーカルが印象的な「Different」でお給仕をスタートさせる。激しく硬質なサウンドで、冒頭から攻めまくりのBAND-MAID。その様子はさながら、豪速球の音の塊を素手で受け止めるような感覚といったところだろうか。間髪入れずに「NO GOD」へと流れると、演奏の激しさはさらに増すばかり。AKANE(Dr)&MISA(Ba)のリズム隊と小鳩、KANAMI(Gt)が織りなすスリリングなアンサンブルと、SAIKIの伸びやかなボーカルが絡み合うことで生まれる絶妙なグルーヴは、もはや誰にも真似できない域に達している。特にこの曲では、中盤でKANAMIとMISAのソロパートも含まれおり、緩急に富んだアレンジで観る者を楽しませてくれた。

以降も「I still seek revenge.」「DICE」「After Life」と間髪入れずに演奏を続ける5人。その熱量は途切れることなく、曲を重ねるごとに高まっていく。5曲ぶっ続けで披露し終えたところで、この日最初のMCへ。小鳩が恒例となったファンへ向けての挨拶「お帰りなさいませ、ご主人様お嬢様」をAKANEに振ると、「いらっしゃいませ、ご主人様お嬢様」と間違えるハプニングが発生。思わぬ爆笑ポイントが発生しリラックスしたところで、バンドは再び演奏に戻っていった。

第2ブロックのオープニングに用意されたのは、最新アルバム『Unseen World』の完全生産限定盤のみに収録されたレア曲「Youth」。この曲と「Dilemma」「Why Why Why」ではフロントメンバー4人が会場のフロアに降り、ドラムのAKANEと向き合って演奏するという、ONLINE OKYU-JIならではの演出が用意された。カメラマンがメンバーと同じ目線から撮影、しかもフロアでより近くからカメラに収めることができるので、モニターに映るメンバーの姿はより臨場感の高いものだったのではないだろうか。現場での空気感も通常のライブとは異なり、より親密度の高いパフォーマンスのように感じられた。その後、再びステージ上に勢揃いした5人は「Manners」「H-G-K」と緩急に富んだ選曲を用意。ここまで『Unseen World』収録曲が多数披露されたことは、ファンにとってもうれしかったのではないだろうか。

続くMCでは、2月のONLINE OKYU-JIで海外から届いたメッセージについて触れ、小鳩が国内外のご主人様お嬢様に向けて感謝の言葉を送る。そして、「前半戦、飛ばしてきましたが、後半戦も飛ばしていきます!」というSAIKIの言葉に続いて「CHEMICAL REACTION」から演奏再開。最新作『Unseen World』の中でも異彩を放つミドルヘヴィチューンは、この日のお給仕でも独特の空気を存在感に満ち溢れていた。怪しげなメロディが耳に残るこの曲を終えると、今度はシンフォニックなイントロダクションが流れ始め、新たなキラーチューン「Warning!」へと突入。楽器隊の演奏はよりキレが増し、SAIKIも体が温まったのか、声量がどんどん上がっていく。その様子は、続く「本懐」での伸びやかな歌声からも感じ取れたことだろう。

「Wonderland」では、パワフルなAKANEのビートにストリングス隊のそれぞれ異なるフレーズと、SAIKI&小鳩の歌声が絡み合うことで独特な磁場を作り上げていく。さらにこの日唯一の、じっくり聴かせるミディアムバラード「about Us」では音数の少ないアンサブルの上で、SAIKIがモニターの先にいるご主人様お嬢様に向けて思いを届けるようなボーカルで、圧倒的な存在感を示した。また、「endless Story」では「世界の皆さん、歌ってくれてますか?」と、モニターの向こうに向けてシンガロングを求める一幕も。楽器隊のインストセッションから「Play」へと続く流れでは、フロントメンバーが再度フロアに降りて縦横無尽に動き回るなど、見応えのある演出が用意され、小鳩がリードボーカルを務める「サヨナキドリ」では切なくも激しい演奏と歌で、観る者の心を鷲掴みにした。

怒涛のブロックを終えると、ステージには小鳩ひとりを残し、モニターの前のご主人様お嬢様とのコミュニケーションタイムへ。カメラ越しにトークを続ける小鳩は、そのままモニターからの質問に対してひとつずつ答えていく。場が和んだところでメンバーがステージに戻り、恒例のおまじないタイムへ。序盤のAKANEによるハプニングをネタに、ここでもひと笑い起こり、さらにリラックスした空気に包まれるが、ライブはここから終盤戦。SAIKIの「ラストスパート、画面の前で声を出してください!」を合図に、「Screaming」にてフルスロットルのライブが再開する。

ステージ後方のLEDスクリーンによる映像演出を用いたここからのブロックでは、視覚面でも多彩さに満ちたパフォーマンスを目にすることができた。特にここでは、先の「Screaming」を筆頭に「Choose me」「BLACK HOLE」といったエネルギッシュな楽曲を連発。否が応でも観る側もテンションが上がり続ける。中でも高速ビートを用いた「BLACK HOLE」の存在感はクライマックスに相応しいものがあり、背景映像も曲に合わせて激しさを増し続ける。そして、SAIKIの「ちゃんと観てくれてましたか? ラスト1曲、まだいけますか? また絶対にお会いしましょう!」のメッセージとともにラストナンバー「FREEDOM」に突入。曲が進むにつれて、フロントメンバー4人はフロアへと降り、好き放題に動きまくる。カメラに捉えられながら演奏するONLINE OKYU-JIという事実を忘れてしまうほど自由なその姿からは、3ヶ月ぶりのお給仕を心の底から楽しんでいる様子が伺えた。

「また絶対にお会いしましょう!」と力強く宣言して、2時間にわたるお給仕を終えたBAND-MAD。5月26日には、前回のONLINE OKYU-JIを全曲収録した映像作品『BAND-MAID ONLINE OKYU-JI(Feb. 11, 2021)』のリリースも控えており、現在YouTubeでは「Warning!」「Thrill」の映像が先行公開中だ。また、今回の『BAND-MAID “THE DAY OF MAID”』のアーカイブチケットも5月24日まで発売中なので、ぜひこの機会にチェックしてもらいたい。

(文/西廣智一)

【ライブ情報】
無観客配信お給仕「BAND-MAID “THE DAY OF MAID”」
開催日:2021年5月10日(月)
現在アーカイブチケット発売中
https://bandmaid.tokyo/contents/417312

<セットリスト>
1. Different
2. NO GOD
3. I still seek revenge
4. DICE
5. After Life
6. Youth
7. Dilemma
8. Why Why Why
9. Manners
10. H-G-K
11. CHEMICAL REACTION
12. Warning!
13. 本懐
14. Wonderland
15. about Us
16. endless Story
17. セッション
18. Play
サヨナキドリ
19. Screaming
20. Choose me
21. BLACK HOLE
22. FREEDOM

アプリで読む