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劇団晴天「曇天短編集」4本の新作を上演、大石晟雄「誰かの心を手助けできるよう」

ナタリー

20/10/29(木) 16:29

2223project produce「劇団晴天の『曇天短編集』vol.2 “晴れたよって言われても”」チラシ表

2223project produce「劇団晴天の『曇天短編集』vol.2 “晴れたよって言われても”」が、11月6日から15日まで東京・花まる学習会王子小劇場で上演される。

これは大石晟雄が主催する劇団晴天の第11回公演。今回は、大石が脚本・演出を手がける新作短編4作品が上演される。

「風船割り放題」には、梅棒の櫻井竜彦、劇団晴天の荒木広輔、劇団AUN / 劇団晴天の近藤陽子、「あなたが窓際にいると私には背中がみえる」には、永田涼香と劇団晴天の佐藤沙紀、「晴れたよって言われても」には、ヒノカサの虜の函波窓、劇団晴天より、白石花子と鈴木彩乃と角田悠が出演。そして「換気扇の音量なのかよ」は、東京ジャンクZ・つかてつおの一人芝居となっている。

大石は上演に際し「ひとりではどうにもならないときに、考えてもままならない時期に、この小さい物語とそれを演じる俳優が、誰かの心を少しだけ手助けすることができるようにつくります。どなたさまもぜひご来場ください」とコメントした。

大石晟雄コメント

まごうことなき向い風の中です。同時に何本も芝居を書いたので、いつもより言葉の多い頭の中で、結局はシンプルなことに行き着きます。「人と会うのは嬉しい」とか、そういうことです。不要不急という言葉はもう過去のことのようになりましたが、演劇はどうでしょう、考えないことはできません。でも、例えばお酒を飲まなければやってられない人がいることも、例えばガーデニングが心の支えになっている人がいることも、それぞれ本当なのだと思います。わたしは、ひとりではどうにもならないときに、考えてもままならない時期に、この小さい物語とそれを演じる俳優が、誰かの心を少しだけ手助けすることができるようにつくります。どなたさまもぜひご来場ください。

2223project produce「劇団晴天の『曇天短編集』vol.2 “晴れたよって言われても”」

2020年11月6日(金)~15日(日)
東京と 花まる学習会王子小劇場

脚本・演出:大石晟雄

「風船割り放題」

出演:櫻井竜彦、荒木広輔、近藤陽子

「あなたが窓際にいると私には背中がみえる」

出演:永田涼香、佐藤沙紀

「晴れたよって言われても」

出演:函波窓、白石花子、鈴木彩乃、角田悠

「換気扇の音量なのかよ」

出演:つかてつお

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