W・ユージン・スミス夫妻の出会い、水俣での闘いをつづったノンフィクション発売
「魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣」書影
書籍「魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣」が本日9月10日に発売された。
同書は映画「MINAMATAーミナマター」でジョニー・デップが演じるフォトジャーナリスト、ウィリアム・ユージン・スミスと当時の妻アイリーン・美緒子・スミスに迫ったノンフィクション。ユージンとアイリーンの出会いや、チッソの工場排水が引き起こす未曾有の公害に苦しむ熊本・水俣を目指した2人の闘いの日々がつづられる。著者は「女帝 小池百合子」で第52回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した石井妙子。価格は税込2090円。
アンドリュー・レヴィタスが監督、デヴィッド・ケスラーが脚本を担当した「MINAMATAーミナマター」は9月23日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。