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『Nizi Project』Part 2第10話、詳細レポート メンバー9名がNiziUとして活動へ

リアルサウンド

20/6/26(金) 18:00

 6月26日、韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループオーディションプロジェクト『Nizi Project』Part 2の第10話がHuluで配信された。

 マコチーム(マコ・リリア・アヤカ・アカリ・ユナ・リオ)と、マヤチーム(マヤ・リマ・ミイヒ・リク・マユカ・ニナ)の2組がそれぞれのカラーに合わせて制作されたミッション曲で対決を行った第9話。今回のステージでは、両チームが同じ曲でパフォーマンスを披露する「自作曲対決」が行われることになった。J.Y. Park氏は12人のために、最終メンバーのデビュー曲となる「Make you happy」という楽曲を制作。さらに、ファイナルミッションを前に直接メンバーの指導にあたり、マコチームの練習では、自身がお手本となりながら細かいアドバイスをメンバーに伝えた。パワフルなダンスを長所とするマコチームはすぐさまアドバイスを吸収し、絶え間ない練習で徐々に成長。ステージでは、見ているだけで笑顔になるようなパワフルで明るいステージを披露した。そんな6人に対し、特別審査員として参加のウヨン(2PM)は「本当にたくさん練習して、本当に楽しんでいて、本当に自信を持ってパフォーマンスしていました」と絶賛。モモ(TWICE)も「(最初の対決とは)エネルギーが本当に違って、最初から最後までびっくりするステージだった」と評価した。そして、J.Y. Park氏は「このパフォーマンスは僕が期待できる最高レベル」と笑顔に。マコに対しては、リーダー力を高く評価し、「他の参加者のお手本になって、このプロジェクトの力になりました」と感謝の気持ちを伝えた。その後も良い評価を受けたメンバーに続き、“一番良かったパフォーマンス”とされたリオは、「特に歌の成長のレベルが、僕が期待していなかったくらい」とJ.Y. Park氏からダンスと歌声の両方を賞賛される。そして、J.Y. Park氏は最後に「みんなこのステージでは良かった」とここまで頑張った6人全員を褒め称えた。

 対するマヤチームは、序盤から全員が歌唱力を発揮。しかし、トレーナーからは「マコチームに比べてパワーが足りない印象」と体力の不足を指摘される。力強いダンスを特徴とするマコチームに対抗するため、全員で歌のコンセプトをきちんと話し合い、曲の物語に耳を傾けた。“聴いている人たちを笑顔にしたい”という想いを胸に、ステージでは、可愛らしさと美しい歌声を活かしたパフォーマンスを披露。マコチーム同様に大きな拍手が巻き起こり、J.Y. Park氏は完成度の高さから思わずため息をつく。ウヨンからは「音楽番組にプロとして堂々とデビューできるチームに見えた」という最高の褒め言葉を受け取った。J.Y. Park氏は忘れられないステージとして、韓国での最初のミッションでミイヒが歌った「Nobody」を挙げた上で、「この子の才能と可能性はどこまで伸びるのか。もっともっと成長して欲しい」とミイヒへの期待感を明らかに。他のメンバーも絶賛の声を受けたが、特にリクは「成長はしているけどいつも惜しい部分があった。でも今回は指摘するところが見つからない」と最高の評価を受ける。そして、J.Y. Park氏は「短期間でここまでのパフォーマンスを見せてくれたことに感謝したいくらい本当に上手でした」と伝えた上で、「6人全員!」と最後に強調した。

 2チームによる対決後、審査員は勝利チームを選ぶ。結果はウヨンがマヤチーム、モモがマコチームを選択。最後にJ.Y. Park氏がわずかな差で選択したマコチームが勝利、最終ミッションはそれぞれのチームが1勝1敗という結果になった。また、最終個人順位発表の前に、番組をさらに盛り上げるスペシャルステージとして、JYPエンターテインメントの先輩であるStray Kidsがステージに登場。「TOP-Japanese ver.-」で激しいダンスと乱れない歌唱力を披露し、プロとしての姿を練習生12人に見せた。その後、J.Y. Park氏と特別審査員の2人、そしてトレーナーたちが最終メンバーを選抜。結果としてデビューする人数は9人に。彼女たちは『Nizi Project』と、“Need you”をかけた「NiziU(ニジュー)」という名前で活動することが決定した。

 最終デビューメンバー1位として発表されたのは、実力を毎回発揮し、チームの最年長としてメンバーを引っ張ってきたマコ。アイドルになるため、3年前に韓国へ渡った彼女は、「世界に羽ばたきたい」と想いを明かす。J.Y. Park氏が「驚くべき練習生」と語るリクは安定的な歌唱力を評価されて、2番目のデビューメンバーに選抜された。3位は、ユニークなラップとジェスチャーで存在感を発揮したリマ。笑顔でマコとリクに駆け寄り、「グローバル的なアーティストになってハッピーを与えたい」と語った。4位に選ばれたのは、優れたダンスの力と共に歌唱力も徐々に身に付けたリオ。続いて5位には、メンバーにとってお母さんのような存在だったマヤが選ばれた。6位に選ばれたミイヒは、J.Y. Park氏から「ちゃんとご飯食べてる? 最近痩せてるから」とあたたかい言葉と共に最後のキューブを受け取る。そして、ミッションを重ねる毎に成長してきたマユカは7位に。人柄も評価されて最終メンバーに選ばれた。予選から急速に成長したアヤカが8位に選ばれ、まだ名前が呼ばれていない4人は不安そうな表情を見せる。そんな彼女たちに、J.Y. Park氏はまず「全員1万人の中から12人に選ばれるぐらい特別で、頑張ったということを知っていてほしい」と声をかけた。そして、「残念ながら落ちた参加者はこの経験をもとに、もっと頑張って、必ず素晴らしい形でまた会いたい」と伝えた後、最後のメンバーを発表。末っ子のニナが、見事9位に選ばれ、最終メンバーとなった。

 J.Y. Park氏は12人に駆け寄り、まずは今後も夢を追うユナ、リリア、アカリの背中を押す。そしてデビューメンバーには「このプロジェクトの間に持っていた気持ちをずっとそのまま持っていてください」と言葉をかけた。無事に全ステージが終わった後は、デビューするメンバーも、ここでお別れとなる3人のメンバーも抱き合い、互いの努力を讃え合う。

 NiziUの誕生と共に、約1年間に及ぶ『Nizi Project』がついに幕を閉じた。そして、デビューまでの軌跡が詰まったNizi Projectの特別編『NiziU 9 Nizi Stories』がHuluで独占配信されることが決定。詳細は後日発表される。(文=苫とり子)

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