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『はじこい』横浜流星の天然ぶりに中村倫也も翻弄されっぱなし? 「うちの生徒がすみません」

リアルサウンド

19/1/8(火) 20:00

 深田恭子と、永山絢斗、横浜流星、中村倫也が四角関係を繰り広げるラブコメディ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)が1月15日よりスタートする。初回オンエアに先駆けて、1月8日に完成披露試写会&舞台挨拶が行われた。

参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2018/12/post-299612.html”>深田恭子、こじらせ女子役はなぜハマる? 唯一無二のコメディエンヌとしての地位を考察</a>

 隔月刊『クッキー』(集英社)で連載中の持田あきによる同名漫画を実写化した本作は、受験にも就活にも婚活にも失敗したしくじりアラサー女子・春見順子(深田)が、東大卒エリート商社マンの従兄弟・八雲雅志(永山)、ピンクの髪がトレードマークの不良高校生・由利匡平(横浜)、順子と雅志の元同級生で匡平の担任でもある高校教師・山下一真(中村)との出会いを通じて、自分の人生を取り戻そうと奮闘する姿を描く。

 深田は「本人の中では東大に落ちてしまったところで時間が止まっていますが、私としてはカッコいい女性だなと思いました。私はなかなか物事を言い切ったりしなくて、すぐ迷うタイプなので。演じていて気持ちよく感じる部分はあります。こんなふうになれたらいいなって」と、順子の中に自分にはない魅力を感じている様子。

 逆に、似ている部分を尋ねられると「んー。ちょっとおっちょこちょいなところと、犬に話しかけちゃうところ」とコメント。劇中で登場する順子の飼い犬“とろろ“との微笑ましい会話シーンも見どころのひとつとなりそうだ。

 微笑ましいといえば、順子を取り合う恋敵となる3名の男性キャスト陣の飾らないやりとりにも注目だ。横浜が、第1話の試写を楽しんだファンに向けて「友だち、家族……あのー、こ、恋人? 家族と映画館に……あ、これ映画じゃない、ドラマです」と、しどろもどろになると、中村が担任教師役らしく「すみません、うちのクラスの生徒が。あとで生徒指導室でこんこんと!」とお茶目にフォロー。

 そして、中村自身が挨拶するタイミングでは「ぜひ、お友だち、恋人を誘って、映画館に……」と横浜のミスしたコメントを受けてボケてみせるのだが、肝心の横浜は深田の方を向いていてニコニコしており、まったく聞いていない様子。そんな掴みどころのない魅力に翻弄された中村は「子ギツネか、お前は!」とツッコミを入れていた。

 また、横浜が匡平役を演じてみた感想を尋ねられると「僕はオーディションだったんですけど、原作を読ませてもらって素敵だなと思いましたし、魅力的でカッコい匡平を絶対演じたいと思っていました。自信を持って全身全霊で演じています」と、今度はしっかりと挨拶をしてみせる。そんな横浜に思わず中村は「なんで、さっきそれができなかった?」と畳み掛け、会場の笑いを誘うのだった。

 少女漫画原作らしく“胸キュン”が詰まった本作。その要とも言えるのが、横浜演じる匡平ということもあり、「こんなドキドキさせる役は初めて。“ドキドキさせろ、今のじゃドキドキしない“とか言われてプレッシャーを感じてる」と撮影現場の裏話も飛び出す。すると、今度は永山が「(ドキドキ)したよ、(舌を)ペロッとしたところとか」と合いの手を入れ、中村も「隠れ舌ペロとか、みんなでやっていこうよ」と提案。

 「いや、俺の技なんで……」と戸惑う横浜を尻目に、中村は「永山くんもさ(やろうよ)!」と促す。冒頭からワチャワチャしていた横浜&中村に比べて、クールで寡黙な雰囲気を漂わせる永山だけに「いや、俺は……」と、断るのかと思いきや「いや、俺は……絶対やるって決めたから」と、まさかのノリノリな様子。これには「アハハ、そこは前のめりなんだ!」と中村も横浜も大喜びだった。

 さらに、永山は2019年の抱負を聞かれると「今年はこたつを我慢しました。話変わりますけど500円玉貯金をしてるのでバックパッカーになりたいと思って。仕事以外で海外に行ったことないので。とりあえずガンジス川がみたいですね。すぐにでも。終わりっす。おっす」と独特な空気感でトークを披露し、会場を翻弄していく。

 マイペースな永山に深田もペースを乱されたのか「何話そうとしたか忘れちゃった」と笑いながら「『初めて恋を“する”日に……』とタイトルを言い間違えるうっかりミスも。「した日ね」と中村がさり気なくサポートすると「あー、今のみんな忘れて! えっと、“はじこじ“を……」と、またもやタイトルの略称“はじこい“を言い間違えて、みんなで大笑いする一幕も。

 無自覚で人を笑顔にして愛される深田恭子と順子、クールに見えて不器用な永山絢斗と雅志、やるときはやる横浜流星と匡平、そして面倒見のいい中村倫也と山下。それぞれが持ち前のキャラと魅力を発揮しながら紡がれる『初めて恋をした日に読む話』。大人になること、人を好きになることに前向きに、そして新しい年を生き生きと過ごす、元気をもらえるドラマになりそうだ。

(取材・文=佐藤結衣/写真=島田怜於)

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