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THE RAMPAGE 浦川翔平はメンバーとファンを笑顔で繋ぐ“オールラウンダー” 家族思いな性格にも定評

リアルサウンド

20/4/14(火) 6:00

 今やJr.EXILE世代を牽引する16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。ワイルドなビジュアルやアグレッシブな楽曲、大人数で繰り広げるダイナミックなパフォーマンスが印象的な彼らだが、1人1人のキャラクターやメンバー同士の関係性を探ってみると、そこには意外な魅力が溢れている。そんな彼らの魅力を伝える、THE RAMPAGEメンバー分析。第8回目は、パフォーマーの浦川翔平について紹介していく。

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 浦川翔平は、1997年5月23日生まれで長崎県出身。幼少期から父親にDJプレイを教わり、小学1年生になる頃には、地元・長崎のテレビ番組にも出演するほどの天才DJに成長。その番組でEXILE AKIRA、EXILE MAKIDAI、EXILE ÜSAが所属するHIPHOPグループ・RATHER UNIQUEと共演し、彼らのライブを観たことがきっかけでアーティストを志したそうだ。キッズダンサー時代には、度胸をつけるために地元の路上で踊っていたと、長崎市が発行しているフリーペーパー『YoriYori』で語っている。そして、『EXILE LIVE TOUR “EXILE PERFECT LIVE 2008″』の公演でEXPG福岡校の特待生オーディションがあることを知った浦川は、憧れのEXILE AKIRAの背中を追うようにオーディションを受け、見事合格。小学6年生からは、特待生としてEXPG福岡校でレッスンを受けるように。THE RAMPAGEのメンバーで同い年の藤原樹は、その頃から同じスクールで学んでいた幼馴染で、浦川のInstagramにはなぜか毎回藤原がタグ付けされている。2009年には、EXILEが発表した「Someday」のMV(こどもバージョン)にも出演。その後、2011年から2013年まではGENERATIONS from EXILE TRIBEのサポートメンバーに抜擢され、藤原樹や岩谷翔吾などと共に数々のMVやライブに出演。2014年3月に「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に挑戦し、そこでは惜しくも落選するが、THE RAMPAGEの候補生に選出され、THE RAMPAGEの正式メンバーとなった。

 得意とするダンスジャンルは、ニュージャックスウィング。これは、1980年代後半~1990年代初期に大流行したHIPHOPとR&Bを融合した音楽ジャンルのことで、現在はそれらの楽曲に合わせ、軽いステップを多用して踊るダンススタイルのことも同様にニュージャックスウィングと呼ぶ。ランニングマンやロジャーラビットといったステップが代表的である。同じくニュージャックスウィングが得意で、HIPHOPダンスクルー・J.S.B.undrgroundのメンバー仲間でもある岩谷翔吾とは、“しょごしょへ”コンビとしてペアダンスをする機会が多く、昨年5月からは音楽番組『ギュッとミュージック』(関西テレビ)でも2人でMCを担当。2人のペアダンスが収録されている「RAMPAGE ALL DAY Introduced by Zeebra」では、最初と最後に全員が踊っている振付も浦川が制作している。バク転などのアクロバットも得意で、身体能力の高さを活かして『SASUKE2019大晦日』にも出演。その体には「1・2・3・4・5・シックスパック!」が堂々と輝き、自分でも「ステージではソロパフォーマンスの先頭をきってチームに火をつける特攻隊長の役割を担っています」(参照:JJネット)と語るほど、ダンスにしてもトークにしても、グループのムードメイカー的存在となっている。

 ダンス以外には、ラジオ番組『RMPG DOPE STATION』(block.fm)のレギュラーパーソナリティー5名から成るユニット・MA55IVE THE RAMPAGEで、ラッパーとしても活躍中。もともと歌が好きで、普段からビブラートを効かせた美声でTHE RAMPAGEの楽曲の替え歌(?)を歌う姿が目撃されている。また、DJ Sho-heyとしても、THE RAMPAGEの単独公演や各所で行われるイベントに出演。EXILE TRIBEには、白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)などDJを特技とするメンバーが他にもいるが、浦川は「スクラッチなどの技で新しいビートを生み出す、いわゆるバトルDJを目指している」(参照:RollingStone)そうで、いずれ『DMC』(DJの世界大会)に挑戦することを目標にして、THE RAMPAGEのライブDJをしているDJ IZOH(『DMC』2012年度チャンピオン)からテクニックを習っているそうだ。さらに、今年2月には朗読劇 BOOK ACT『もう一度君と踊りたい』で演技にも挑戦しており、多方面で活躍している。

 浦川のキャラクターは、前述したようにTHE RAMPAGEのお笑い担当。『RMPG DOPE STATION』に出演する際には、クセのあるキャラクターになりきってメインMCのLIKIYAを困惑させたり、『EXILE NAOTO オネストTV』(YouTube)の『【ゲリラタタ】THE RAMPAGEの楽屋にすごいやついた!』動画でギャグセンスの高さを見せつけ、EXILE NAOTO(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)を驚愕させたり……毎回、全力で“笑い”という爪痕を残そうとしている。

 とはいえ、ただ騒がしいわけではなく、周りをよく見ていて、ここぞという時に弾けるのが浦川らしさ。自身が宣伝隊長を務めるTHE RAMPAGEのTikTokアカウントでも、率先して面白い動画をアップしたり、メンバー達に声をかけてダンス動画を撮影したり、少しでもTHE RAMPAGEメンバーの素顔をファンに届けたい! という姿勢が印象的だ。積極的にSNSでエゴサーチをしていることからも、ファンの気持ちを大切にしていることが窺える。そんな先輩・浦川について、共にGENERATIONSのサポートメンバーとして活動していた後輩・長谷川慎は「こう見えて結構しっかりしてて、後輩思いで…先輩からも後輩からも好かれていて、誰からも愛される“いい奴”です」(参照:TVfan Web)と、いじりながらも賞賛している。ちなみに、父の日には個人のInstagramに「これからも親孝行出来るように頑張ります」と投稿していたり、正月休みには自身の弟や妹を連れて猫カフェに行ったことを明かしており、家族想いな性格にも定評あり。地元・長崎への愛も深く、2019年には長崎市の観光大使に就任。今年2月には、長崎で開催されたイベント「2020長崎ランタンフェスティバル」の皇帝パレードに皇帝役で出演し、その模様は、NCC長崎文化放送のYouTubeチャンネルで独占映像が公開されている。

 ダンス、アクロバット、DJ、ラップ、トーク、演技と、まさにエンターテイナーと呼ぶにふさわしいパフォーマー、浦川翔平。オールラウンダーでありながら、笑いと気遣いを兼ね備えた彼が、THE RAMPAGEのメンバーとファンを笑顔で繋いでいる。(斉藤碧)

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