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松岡昌宏「密告はうたう」現場でグータッチ、戸塚祥太は先輩の姿に「これがスター」

ナタリー

「密告はうたう」完成報告会の様子。左から内片輝、泉里香、松岡昌宏(TOKIO)、池田鉄洋、戸塚祥太(A.B.C-Z)。

「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の完成報告会が本日8月17日に東京・LUMINE 0で行われ、キャストの松岡昌宏(TOKIO)、泉里香、池田鉄洋、戸塚祥太(A.B.C-Z)、監督の内片輝が出席した。

伊兼源太郎の小説をもとにした本作は、「警察の中の警察」と称される“ジンイチ”こと警視庁人事一課の監察係に焦点を当てたハードボイルドサスペンス。捜査中に後輩を殉職で失い、捜査一課からジンイチに異動した主人公・佐良正輝を演じた松岡は「ジンイチという舞台はまったく知らない世界なので、今までにないアプローチで芝居に臨みました。僕は基本、資料を読み込んで役を作り上げていくというようなことはあまりしません。でも今回はそれじゃ駄目だと(思いました)」と話し、「お恥ずかしい話、脚本を6度読んでようやく芝居ができました。話はとても面白いので、引き込まれましたね」と語る。

佐良の元同僚であり、機密情報漏洩の疑いをかけられている皆口菜子を演じた泉は「コウカク(行動確認)をされる役なので、カメラや佐良の姿も遠く、いつどこで自分が撮られているのかわからない状況でした。監督からの『感じろ』という指示をいつも心に留めて演じました」と回想。初挑戦となったアクションシーンについては「クランクイン前からご指導いただいたアクションの先生と、現役のプロレスラーの方にご協力していただいて、人生初の関節技に成功することもできました」と述べた。

池田が演じたのは佐良とコンビを組む、ジンイチ監察係長・須賀透。「監督からはとにかく存在感を消してほしいというオーダーを受けました」と言い、「これまで役者としていかに目立とうということだけを考えていた男なので、自分からはとても遠いキャラクターでした。そういう意味では正直とてもつらかったのですが、松岡さんと一緒に常にチャレンジしていく現場ということもあり、毎日ワクワクしながら撮影していました」とコメントする。

殉死した刑事・斎藤康太役で松岡とドラマ初共演を果たした戸塚は「勉強だらけの日々でした、お芝居だけでなく現場での在り方も」と述懐。「カメラが回っていない瞬間もずっと“松岡さん”でいてくださるのに、アクションに入ると一気に“佐良”になる。現場でムードも作り上げてくださって、これがスターかと感動しました」と事務所の先輩へ尊敬のまなざしを送ると、松岡は「飯おごってやる!」とさらに先輩らしい部分を見せた。

イベントでは、ジンイチ監察官・能馬慶一郎を演じた仲村トオルからの“密告文”が読み上げられる場面も。手紙で仲村は「初共演した松岡さんはとても明るくて活発な男というイメージで、そのイメージが現場でも覆ることはありませんでした。しかし、超高速で滑らかなグラデーションを描くように佐良という男に切り替わる彼の演技は見事でした」と称賛する。さらに「彼はモノマネがすごくうまいです。そして、そのレパートリーの幅広さにも驚かされました!」と裏エピソードも披露。松岡は「我々世代のやんちゃなやつらはトオルさんを見て育っているんで、現場でお会いしたときに『トオルだ』って言っちゃったんです(笑)。それくらい感動しました。優しくて大きくて素敵な先輩です」と応えた。

コロナ禍での現場を振り返った内片は「マスクをしていて余計なことは話せないという状況の中、お互いの人となりを理解し合う時間を持つことが難しかったのですが、『俺たちはいいものを作っている』という気持ちを共有することを意識しました」とコメント。続けて「松岡くんとは毎日グータッチをしていて、コミュニケーションがとりにくい中でも気持ちのやりとりを行っていました」と述べると、松岡も「監督の現場作りやいいものを作ろうとする姿勢を見ていたからこそ、キャスト陣もそれを見てさらにがんばる、という相乗効果が生まれました」と話し、制作陣の絆の深さを垣間見せた。

「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」は、8月22日にWOWOWプライムで放送開始。第1話は無料オンエアとなり、WOWOWオンデマンドでも配信される。

連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル

WOWOWプライム 2021年8月22日(日)放送・配信スタート 毎週日曜 22:00~
※全6話
※第1話無料放送

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