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「シャン・チー」マーベル・スタジオ社長が明かす、テン・リングス再登場の理由

ナタリー

「アイアンマン3」より、ベン・キングズレー演じるマンダリンを名乗る男。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で製作を務めたマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギのコメントが到着した。

本作のサブタイトルにもなっている“テン・リングス”は、「アイアンマン」シリーズに登場してきた犯罪組織。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の幕開けを飾った2008年製作の「アイアンマン」でトニー・スタークを拉致したテロ集団として初めて登場し、「アイアンマン2」ではアイアンマンに攻撃を仕掛けたイワン・ヴァンコの裏で暗躍。「アイアンマン3」では組織を牛耳るリーダーのマンダリンが現れるも、その正体は売れない舞台俳優だったことが判明し、組織の謎は明かされないままだった。「シャン・チー/テン・リングスの伝説」では、主人公シャン・チーと一度は決別した父が再び向かい合い、その戦いをより加速させる“武器”として現れる。

ファイギは「テン・リングスという組織を背後で操る人物をいつスクリーン上に出すべきかということについて、私たちは話し合いました。あのキャラクターをしっかりと描けるタイミング、あのキャラクターの複雑さをきちんと見せることのできるタイミングでそれをやりたいと考えていました」とコメント。そして「それこそが今の段階のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の面白いところなのです。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のような映画を作り、世間にまったく新しいヒーローを紹介しながらも、サブタイトルではMCUのそもそもの始まりとつながっている。テン・リングスという組織やその組織の操る人物について探究するドアが開かれるのですからね」と説明した。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は全国の劇場で上映中。デスティン・ダニエル・クレットンが監督を務め、シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨーが出演した。

(c)Marvel Studios 2021

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