2021年劇団☆新感線41周年春興行 Yellow／新感線「月影花之丞大逆転」が、本日2月26日に東京・東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）で開幕する。

Yellow／新感線は、新幹線の設備を検査するための事業用新幹線車両の愛称であるドクターイエローにちなみ、“密にならない、短い上演時間で、新感線らしい、観客が元気になる作品”を届けるべく始動した劇団☆新感線の新シリーズ。作劇を中島かずき、演出をいのうえひでのりが手がける「月影花之丞大逆転」は、1996年と2003年に上演された「花の紅天狗」のスピンオフ作品で、木野花扮する劇団月影花之丞の座長・月影花之丞が18年ぶりに復活する。キャストには木野のほか、主演を務める古田新太、劇団☆新感線作品に5度目の出演となる阿部サダヲ、初参加の浜中文一、西野七瀬らが名を連ねた。

開幕に際して古田は「おじさんとおばさんがふざけているので、楽しみにしてください」とユーモアたっぷりにコメントし、木野は「安全、安心を第一に、なおかつ演劇の要素を最大限に駆使した、新感線らしい型破りなエンターテインメントは健在です。バカバカしいことほど全力投球、身体を張って、お待ちしております」と観客にメッセージを送った。

上演時間は休憩なしの約2時間5分。東京公演は4月4日まで行われ、その後、4月14日から5月10日まで大阪・オリックス劇場で上演される。

古田新太コメント

稽古を経ての手応え

おいら以外のメンバーは大丈夫です。

稽古中の印象深いエピソード

木野（花）さんのテンションが無軌道すぎて素敵だった。

本作の見どころ

木野さんのテンションとなーちゃん（西野七瀬）の可愛さ

観客へのメッセージ

おじさんとおばさんがふざけているので、楽しみにしてください。

阿部サダヲコメント

稽古を経ての手応え

まず着替えが大変そう（笑） でもこういう公演は久しぶりなので楽しみです!! あと、稽古中ずっとマスクしてたので、やっと役者さんの顔を見てお芝居出来るのが嬉しいです!!

稽古中の印象深いエピソード

木野さんがパニックになって何度か奇声を発してらっしゃいました。

本作の見どころ

新感線の公演でこれだけ役者の人数が少ない公演は珍しいですし、劇団モノなので1人何役かやって歌って踊って劇中劇も楽しめて2時間で終わる!! いいですよね！

観客へのメッセージ

観に来て頂いた方々に、笑って、元気になってもらう事を一番に考えて作られた公演だと思うので、何も考えず楽しんで頂きたいですし、楽しんで頂ける様にこっちも何も考えずに全力で演るのでよろしくお願いします!!

浜中文一コメント

稽古を経ての手応え

とても楽しい作品です。皆さんの面白いお芝居を見て僕もすごく勉強させてもらってます。

稽古中の印象深いエピソード

木野さんが唯一アドバイスをくださったのが、劇中劇で僕が演じるヤギでした。

本作の見どころ

阿部さん、古田さんが若い僕より運動量が多い所。木野さんのぶっ飛び具合。西野さんの器用さ、可愛いさ。

僕のインターポール。

観客へのメッセージ

観ると決めたら、何も考えずぼーっと観に来てください。そしたら僕たちが楽しませます。

初めて劇団☆新感線に参加した感想

ここまでやってみたら次はフルスペックの新感線に出たいという欲が出てきました。頑張ってまた呼んでもらえるようにやりたいと思います。

西野七瀬コメント

稽古を経ての手応え

共演者の皆さんとも打ち解けられてきたので、今まで積み重ねてきたことを劇場にいらっしゃったお客さんにしっかりと届けたられたらと思っています。

稽古中の印象深いエピソード

私にとって全てが初めてのことだらけで、お芝居や動き方、いただいたアドバイスや劇場の雰囲気など、一つ一つのできごと全てがとても印象深いものになっていっています。

本作の見どころ

たくさんありますが、タイトルにもなっている月影先生に注目しています。本番では何を発言し、どういう行動をとるのか、全員が読めないので、私自身も本番を楽しみにしています（笑）。

観客へのメッセージ

来ていただいた方に、楽しかったな来て良かったなと思ってもらえるような、笑っていただける時間になってくれたら嬉しいなと思います。

初めて劇団☆新感線に参加した感想

すごく楽しく、居心地が良く、今こうして皆さんとご一緒できていることがとても幸せです。

木野花コメント

稽古を経ての手応え

いのうえさんの嵐のような段取りもなんとか身体に叩き込んで、みんなの集中力、テンションもどんどん上がってきて、お門違いな情熱の暴走に拍車がかかってきました。

稽古中の印象深いエピソード

みんなマイペースなんです。掛け声かけなくても、それぞれ勝手に全力投球してる感じで、最年長の私があまり年齢差を意識しないで、気楽に稽古出来た心地よい稽古場でした。

本作の見どころ

大逆転するのは、月影花之丞だけではありません。劇団に集まる問題ありきの役者達を、奇想天外な演劇論で次々に大逆転させる花之丞のダメ出しも見所の一つです。

観客へのメッセージ

安全、安心を第一に、なおかつ演劇の要素を最大限に駆使した、新感線らしい型破りなエンターテインメントは健在です。

バカバカしいことほど全力投球、身体を張って、お待ちしております。

2021年劇団☆新感線41周年春興行 Yellow／新感線「月影花之丞大逆転」

2021年2月26日（金）～4月4日（日）
東京都 東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）

2021年4月14日（水）～5月10日（月）
大阪府 オリックス劇場

作：中島かずき
演出：いのうえひでのり
出演：古田新太、阿部サダヲ / 浜中文一、西野七瀬 / 河野まさと、村木よし子、山本カナコ、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁 / 木野花

※Yellow／新感線の「／」は雷マークが正式表記。