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ルーベンスと伊バロック美術の関係紐解く『ルーベンス展―バロックの誕生』

CINRA.NET

18/10/16(火) 19:10

ペーテル・パウル・ルーベンス『マルスとレア・シルウィア』1616-17年 油彩/カンヴァス ファドゥーツ/ウィーン、リヒテンシュタイン侯爵家コレクション ©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna

企画展『ルーベンス展―バロックの誕生』が、本日10月16日から東京・上野の国立西洋美術館で開催されている。

ペーテル・パウル・ルーベンスはバロック様式が栄えた17世紀ヨーロッパを代表する画家。フランドル地方のアントウェルペンでイタリアに憧れを抱きながら育ったルーベンスは、1600年から8年間にわたってイタリアで過ごし、帰郷後もイタリアの美術を参照した。一方でイタリアの若い画家たちにも影響を与え、後に「王の画家にして画家の王」と呼ばれた。

同展はイタリアとの関わりに焦点を当ててルーベンスを紹介する展覧会。ルーベンスの作品を、古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品と共に展示する。ルーベンスとイタリアの双方向の影響関係にフォーカスした展覧会は日本では初の試み。ルーベンスがイタリアから学んだことや、ルーベンスとイタリア・バロック美術との関係を紐解き、明らかにすることを目指す。

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