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林翔太が人魚の王子演じる「プリンス・オブ・マーメイド」開幕、フライングも披露

ナタリー

「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりもの~」より。(c)海の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」 (撮影:市川勝弘)

林翔太が主演する「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりもの~」が、本日8月5日に東京のこくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで開幕。これに先駆け昨日4日に公開ゲネプロと取材会が行われた。

企画・原作・プロデュース・総合演出を多田誠、脚本を清水東、音楽監督を長谷川雅大が担う本作は、“海と人との共生”をテーマに描く音楽劇。人魚の王子カイ役を林が務めるほか、出演者には七木奏音、彩吹真央、津田英佑、植本純米、そして女性アクロバットダンスカンパニー・G-Rocketsの面々が名を連ねている。

取材会には林、七木、彩吹、津田、植本が登壇。今作で初めて王子役を務める林は「いつか演じてみたいと思っていましたが、まさか人間の王子じゃなくて人魚の王子を先にやるとは(笑)」と述べ、劇中でフライングに挑むことについては「『滝沢歌舞伎』で歌って踊ってお芝居をして、さらに立ち廻りやフライングもしていた滝沢(秀明)くんのすごさを改めて感じました。実際にやってみるとこんなにすごいことをやっていたんだと」と実感を語った。

マスクを着けて稽古をしていたため、ゲネプロで初めて共演者たちの顔をしっかりと見たと七木が話すと、林は七木に「初めまして」と会釈。七木も「初めまして」と答えて一同を笑わせつつ、「G-Rocketsさんの皆さんが最初のシーンで海の生き物として出てきたとき、素敵な笑顔で踊っていらっしゃるのを見て、ここまで来られたことにすごくうれしくなりました」と思いを口にした。

魔女役を演じる彩吹は「この衣装は人間が捨てたゴミでできているドレス。それをご覧になった方がどう感じるかを問う物語になっていると思います」とコメント。また植本が「振りを覚えるのが遅いので(笑)。結構厳しかった」と稽古期間を振り返ると、津田も「マンツーマンで教えていただいた。純米さんと僕と、“どっちが覚えるのが先か?競争”みたいになっていました」と笑い交じりに述べた。

最後に林が「G-Rocketsの皆さんが時間をかけて作り上げてくださったこと、スタッフの皆さんが感染対策をしっかりしてくださり、いよいよ初日を迎えます。G-Rocketsさん、スタッフの皆さんにもう金メダルをあげても良いくらいだと思う。そしてお客様に、『この作品に金メダルをあげたい』と思ってもらえるような舞台にできたら」とメッセージを送った。公演は8月8日まで。

「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりもの~」

2021年8月5日(木)~8日(日・祝)
東京都 こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ

企画・原作・プロデュース・総合演出:多田誠
脚本:清水東
音楽監督:長谷川雅大
出演:林翔太、七木奏音、彩吹真央、津田英佑、植本純米、G-Rockets
演奏:松山翔子

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