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Snow Man 阿部亮平、“インテリキャラ”に至った冷静な視点とロジカルさ グループに欠かせない推進力に

リアルサウンド

20/1/27(月) 7:00

 SixTONES、Snow Manの両A面シングル『Imitation Rain/D.D.』が発売されてもうすぐ1週間。初日売上枚数は、77.3万枚を売上、オリコンデイリーシングルランキング1位を獲得した。さらに、発売から3日でミリオンを突破。こうしてチャートを賑わせているSixTONESとSnow Manは多くのテレビ番組にも出演し、ジャニーズファン以外からの知名度も高めている真っ最中だ。より多くの人にSixTONES、Snow Manの魅力を伝えるべく、昨年末からお届けしている「SixTONES&Snow Man徹底解剖」の第8弾は両グループ随一のインテリ、阿部亮平を取り上げたい。

(関連:Snow Man 阿部、Travis Japan 川島、Aぇ! group 福本……クイズバラエティで爪痕を残すジャニーズJr.

 阿部は1993年11月27日生まれの26歳。小学校2年生の頃から始めたダンス教室の先生と母親が、「外のダンスも勉強したほうがいい」と履歴書を送ったことがきっかけで、2004年にジャニーズ事務所に入所をしている。その後、2009年にMis Snow Manのメンバーに選ばれるも、2011年には学業に専念するために芸能活動を休業。無事に上智大学に合格が決まった2012年2月に復帰を果たす。その3カ月後にはSnow Manが結成され、現在に至っている。最近ではクイズ番組などに頻繁に出演しており、注目が集まっている。2020年1月20日放送の『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)にも出演し、安定した活躍を見せていた。

 そんな阿部は上智大学大学院理工学研究科を修了しており、気象予報士、世界遺産検定2級など様々な資格を持ち、ジャニーズメンバーの中でもトップクラスのインテリぶりを発揮している。阿部がこのポジションを築けたのも、彼のロジカルな考え方と努力があってこそ。ジャニーズJr.時代、周りと自分を比べて悩んだことがあったと語ったことがある。歌もダンスも芝居も周りは当たり前のようにできており、さらにSnow Manメンバーはアクロバットもできる。それに比べて自分は得意なものがないと考え、自分の武器になるものは何かと考えた結果、「勉強」という答えを導き出したのだ(参考:AERA dot.)。大学受験に際してジャニーズJr.の活動を休業していたが、保証がない世界で一旦休むという道は勇気がいることだ。しかし阿部はその瞬間だけでなく、将来を見据えて考えて行動したからこそ、その選択ができたのである。さらに、大学院まで修了となれば学業が忙しく、芸能活動との両立は並大抵の努力ではできないだろう。ロジカルかつ効率的に行動できる阿部だからこそなし得たことと言えよう。

 また、阿部自身はあまり得意ではないと言っているものの、パフォーマンスでは見事なアクロバットを披露している。例えば、『ベストアーティスト2017』(日本テレビ系)でKAT-TUN・中丸雄一とコラボした時には「RESCUE」の冒頭、全員できれいな台宙を披露しているし、かつてジャニーズJr.チャンネル内でパルクールにチャレンジした時には初級編、中級編を難なくクリアしていた。バク転やロンダートなども当たり前のように披露しており、アクロバットパフォーマンスは確実に出来ていると言える。しかし周りのレベルが高いゆえか、阿部の理想が高いゆえか、はたまた両方かは分からないが、まだまだ高みを目指している状態なのだろう。とはいえ、もともとはアクロバットが出来ない状態からスタートしているのだ。ここでも彼が並々ならぬ努力をしていたのは想像に難くない。

 どうすれば自分が一番良い状態になるのか、どうすればグループが良くなるのか、客観的かつ冷静な視点を持ち、ロジカルな考え方で行動に移す。阿部のそういう部分は、今後グループの推進力に欠かせないものとなっていくのではないだろうか。彼が切り拓いていく今後が楽しみだ。(高橋梓)

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