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『泣きたい私は猫をかぶる』キャラ画像一挙公開 主人公を取り巻く家族や友人、謎多き“猫店主”まで

リアルサウンド

20/5/11(月) 12:00

 Netflixにて6月18日より配信されるスタジオコロリド最新作『泣きたい私は猫をかぶる』より、キャラクター画像が公開された。

参考:探究心こそ人生の最高のスパイス 『ペンギン・ハイウェイ』が教えてくれる、謎に挑むことの楽しさ

 本作は、『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞したスタジオコロリドの最新作。監督を務めたのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ、『ケロロ軍曹』シリーズなども手がけた佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった柴山智隆。脚本は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』の岡田麿里が担当した。

 そして、志田未来と花江夏樹が多感で繊細な中学2年生のムゲ役と日之出役でW主演。また、ムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主役で山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師役でおぎやはぎの小木博明らが集結した。

 本作には、個性的なキャラクターが勢ぞろいしている。まずはヒロインの笹木美代。明るく陽気な中学二年生の女の子だが、空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。さらに、熱烈な思いを寄せるクラスメイトの日之出に果敢にアタックするも、全く相手にされない毎日。しかし、本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしているという複雑な一面も。ある日、「かぶると猫の姿に変身できる」不思議なお面を手に入れ、猫として日之出のもとへ通うようになる。ムゲ役の志田は、「今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出すので、観ていてすごく気持ちのいい子」とそのキャラクターを分析している。

 そんなムゲに毎日熱烈なアプローチを受けるのが、成績優秀で冷静沈着なクラスメイトの日之出賢人。思っていることを全面に出せず、自分の進むべき道に迷っている思春期真っ只中の男子だが、陶芸家の祖父の影響で陶芸に熱中していたり、料理好きだったり、猫に変身したムゲを「太郎」と呼んで可愛がるという意外な面も持ち合わせている。日之出役の花江は、日之出の魅力を「一人の少年から青年の気持ちに移りかわっていくところ」 と挙げている。

 ムゲに不思議なお面を授けたのは、お面屋の猫店主。丸々とした体型に着物をまとい、ゆったりとした口調が特徴の巨体な猫だ。度々ムゲの元に訪れては、何かと猫として生きることを勧め、彼女を「猫」世界へと導くことになるが、実はそこにはとんでもない企みがあった。猫店主役の山寺宏一は「演じていて本当に楽しかった」と語る。

 ムゲと日之出と共に青春を駆け抜けるのは、何かと変人扱いされるムゲに寄り添い、いつも彼女の身を案じる深瀬頼子(寿美菜子)と、日之出と行動を共にする伊佐美正道(小野賢章)。同じクラスの友人として学校生活を送りながら、ムゲと日之出のピンチに手を差し伸べようとする、大切な仲間たちだ。

 一方、ムゲの家庭環境はなかなかに複雑で、両親が離婚し、父の笹木洋治(千葉進歩)とその婚約者の水谷薫(川澄綾子)と暮らしている。母である斎藤美紀(大原さやか)とはたまに会うが、素直に接することができない。家族の前では何事もないように振る舞うが、本当は自分の気持ちを押し殺している。家族を通して、そんなムゲの複雑な一面を見ることができる。

 そのほかにも、日之出の祖父が営む工房のイケメンスタッフ・坂口智也(浪川大輔)や、ムゲと日之出の担任・楠木先生(小木博明)など、さまざまなキャラクターが豪華キャスト陣の熱演で魅力的に動き回る。(リアルサウンド編集部)

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