明日1月6日に東京・あうるすぽっとで開幕予定だった「講談師 神田伯山 新春 連続読み『寛永宮本武蔵伝』完全通し公演 令和三年」の全公演が新型コロナウイルスの影響で中止となり、来年に延期になった。

これは、政府による緊急事態宣言発出の可能性を踏まえて決定されたもの。東京公演同様、愛知と福岡で予定されていたツアー公演も延期となる。東京公演のチケットの払い戻し方法については劇場の公式サイトを参照。愛知・福岡公演は各劇場の公式サイトで追って発表される。

公演延期の決定を受け、神田伯山は「通常の独演会や寄席とは違い、今回の連続物は17席の読み物を、同じお客様に4～5日かけてお越し頂く性質上、万が一1日でも欠ける可能性があると、会が成立しなくなる恐れがあります。現時点で、緊急事態宣言がイベントの開催規制を行うかは未定ですが、東京都では20時以降の外出自粛が呼びかけられていることもあり、諸々の状況を鑑みて来年に延期、という結論になりました」と経緯を説明し、「楽しみにしてくださっていたお客様には大変申し訳ありませんが、万全の状態で公演を行える日まで、もう少しお待ちください」と呼びかけた。延期公演の詳細は続報を待とう。

「講談師 神田伯山 新春 連続読み『寛永宮本武蔵伝』完全通し公演 令和三年」

2021年1月6日（水）～16日（土）
東京都 あうるすぽっと

2021年1月20日（水）～24日（日）
愛知県 西文化小劇場

2021年1月27日（水）～31日（日）
福岡県 福岡市科学館 サイエンスホール

出演：神田伯山

※本公演は延期になりました。