伊藤キム「この世は儚い地下の楽園」今夜配信、生西康典は土方巽のテキストを演劇化
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」伊藤キム+東京令和アングラダンサーズ「この世は儚い地下の楽園」ビジュアル(Photo by Tatsuhiko Nakagawa)
伊藤キム+東京令和アングラダンサーズ「この世は儚い地下の楽園」が本日6月12日19:30から、生西康典「棒ダチ 私だけが長生きするように」が明日13日19:30からライブ配信される。
これらは、日本発の身体表現“舞踏 / BUTOH”を再考する企画「TOKYO REAL UNDERGROUND」より、川口隆夫がディレクションを手がける「舞踏 ある視点」のラインナップ作品。
伊藤が演出・構成・振付・出演を務める「この世は儚い地下の楽園」には、ミュージシャンの梅津和時と多彩なダンサーたちが登場する。ユーモアとけれん味、アングラのイメージを取り入れた約49分の作品が展開。配信終了後には、伊藤と梅津、出演・アシスタントを担う伊豆牧子とMAHA、そしてモデレーターの松岡大がトークを繰り広げる「BUTOHスナック」が生配信される。
また「棒ダチ 私だけが長生きするように」では、生西の構成・演出により、土方巽のテキストを演劇作品化。2人の演者がほとんど動かずに土方の言葉を発し、さまざまな“揺らぎ”を表現する。こちらも本編終了後には、生西、出演者の橋本清と冨田学、そして松岡によるトークが配信される。
各作品の視聴は無料。視聴には「TOKYO REAL UNDERGROUND」への参加登録が必要となる。
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」伊藤キム+東京令和アングラダンサーズ「この世は儚い地下の楽園」配信
2021年6月12日(土)19:30~
演出・構成・振付・出演:伊藤キム
出演・アシスタント:伊豆牧子、MAHA
出演:AYUMI、伊藤奨、甲斐美奈寿、KEKE、篠原健、鈴木しゆう、JUNKO、根本和歌菜、吉田聖菜
「BUTOHスナック『伊藤キム×梅津和時×伊豆牧子×MAHA×松岡大』」
2021年6月12日(土)
※伊藤キム+東京令和アングラダンサーズ「この世は儚い地下の楽園」の終了後に配信。
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」生西康典「棒ダチ 私だけが長生きするように」配信
2021年6月13日(日)19:30~
テキスト:土方巽「病める舞姫」「慈悲心鳥がバサバサと骨の羽を拡げてくる」より
構成・演出:生西康典
映像監督:掛川康典
出演:橋本清、冨田学
「BUTOHスナック『生西康典×橋本清×冨田学×松岡大』」
2021年6月13日(日)プレミア上映後にライブ配信 約45分
※生西康典「棒ダチ 私だけが長生きするように」の終了後に配信。
※初出時、本文および配信情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。