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孤独な少女の思春期映す韓国映画『はちどり』4月公開 ポスター&場面写真も

CINRA.NET

20/3/3(火) 21:45

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映画『はちどり』の公開日が4月25日に決定。ポスタービジュアルと場面写真が公開された。

経済成長期を迎える1994年の韓国を舞台にした『はちどり』の主人公は、14歳の少女ウニ。親友と悪さをし、男子生徒や後輩の女子生徒をデートする日々を送っていた過ごしていたウニが、漢文塾の教師ヨンジに励まされ、次第に心を開くようになっていく様を描く。子供たちと向き合う余裕のない両親、暴力を振るう兄らに囲まれ、孤独な思いを抱えるウニ役をパク・ジフが演じ、同作が初長編作品となるキム・ボラ監督がメガホンを取った。英題は『HOUSE OF HUMMINGBIRD』。

キム・ボラ監督自身の少女時代の体験がベースとなっている『はちどり』は、単館公開規模ながら公開約1か月で観客動員数12万人を突破し、『第69回ベルリン国際映画祭』ジェネレーション14plus部門ほか45以上の賞を受賞。キム・ボラ監督は、世界で最も小さい鳥のひとつでありながら羽を1秒間に約80回羽ばたかせ、蜜を求めて飛び続けるハチドリの姿が主人公のウニと似ていると思ったと語っているとのこと。

ポスタービジュアルにはウニの姿が写し出されているほか、「この世界が、気になった」というコピーが添えられている。また場面写真では、ウニが友人と共に教室で学習する様子や、放課後にデートをする様子などが確認できる。

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