Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

マット・デイモンとベン・アフレックが笑顔、「最後の決闘裁判」NYプレミア開催

ナタリー

左からベン・アフレック、ジョディ・カマー、マット・デイモン。

リドリー・スコット監督作「最後の決闘裁判」のニューヨークプレミアが、現地時間10月9日にアメリカのジャズ・アット・リンカーン・センターで行われた。

本作は14世紀フランスで実際に執行された“決闘裁判”を題材にしたミステリー。暴行を告発する被害者マルグリット、彼女の夫ジャン・ド・カルージュ、カルージュの旧友である容疑者ジャック・ル・グリそれぞれの視点から物語が映し出される。

会場には、マルグリット役のジョディ・カマー、カルージュ役のマット・デイモン、ピエール伯役のベン・アフレックらが集結。脚本も執筆したデイモンは「まず2人の男性(カルージュとル・グリ)の視点で話を導き、観客を彼らの間にある選択に引き付け、そして2人の話では完全に無視されていた女性の世界を明らかにしている。当時は、あるいは映画全般でその傾向があると言えるのですが、女性は個人ではなく(夫もしくは父親の)所有物とみなされていたため、彼女の視点で描かれる第3幕こそが、客観的真実になると思ったんです」と話す。

ジェニファー・ロペスとの仲むつまじいツーショットを披露したアフレックは、長年の親友であるデイモンと楽しげに談笑。本作で24年ぶりに彼と共同脚本を担当したことについて「マットと一緒に仕事することは楽しかったですし、この映画をとても誇りに思っている」と笑顔でコメントした。

カマーは「役について調べていくにつれ、男性に関しては多くの情報が残されているのに対し、女性に関しては残された情報がとても少ないということにとても驚かされました」と吐露。「マルグリットという役を演じることで、この女性に“声”を与えることができるという点にとても惹かれたんです。彼女の立場に正義を与え、その物語を語ることはとても光栄でした」と語った。

「最後の決闘裁判」は10月15日に全国で公開。

(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

アプリで読む