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福山雅治「彼方で」柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が戦時中の若者演じた映画主題歌に

ナタリー

「映画 太陽の子」キービジュアル

福山雅治の楽曲「彼方で」が、8月6日公開の「映画 太陽の子」の主題歌に決定した。

柳楽優弥が主演を務める「映画 太陽の子」は、終戦間近の京都で原子核爆弾の研究開発を進める科学者・石村修と、彼の幼なじみ・朝倉世津、戦地から一時帰郷した修の弟・裕之の運命を描く物語。世津を有村架純が、裕之を三浦春馬が演じている。2020年にはNHKでパイロット版としてテレビドラマが放映されており、本作ではドラマと異なる視点と結末が描かれる。

映画の製作陣は、原子爆弾が投下された故郷・長崎に現存する被爆樹木を通じ「平和への願い、生命の逞しさ」を発信する“KUSUNOKIプロジェクト”のプロデューサーを務める福山の楽曲を、主題歌に用いることを熱望。オファーを受け本作に共感した福山と製作陣が打ち合わせを重ねた結果、昨年12月に発表されたアルバム「AKIRA」の収録曲である「彼方で」が主題歌に決定した。

福山はこの主題歌について「この歌は、旅立つ者にいつかまた巡り逢えると信じて生きてゆく、残された者の祈りの歌です。修、世津、裕之、三人の互いを愛する心が、時空を超え、平和と呼べる未来で出逢って欲しいと切に願いました」と語っている。YouTubeでは主題歌「彼方で」を用いた予告映像が公開中。

福山雅治 コメント

僕自身の祖父母、両親は、1945年8月9日の長崎を生きていました。奇跡的に大きな被害を免れましたが、それは恐ろしく苛烈な現実だったと聞いています。「映画 太陽の子」は、そんな過酷な時代を懸命に生きた人たちの物語。人間は、その生まれた時代や逃れられない現実によって、かくも美しく、と同時に、時に愚かな選択をしてしまうのかと。僕にとって本作は、遠い過去の話ではなく、自分ごととして、そして今に続く「平和な世界への願い」という人類の未来へ向けてのメッセージを受け取った映画でした。すべての生命が等しく生きられる世界、また、そういう時代へと、未来へと向かっていくための願いが込められた本作に、歌という形で関わらせていただけるこのオファーを、大切に、光栄に受け止めています。

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