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『東京ドキュメンタリー映画祭2020』キービジュアル&全51作品公開

CINRA.NET

20/10/14(水) 18:00

上映イベント『東京ドキュメンタリー映画祭2020』が12月5日から東京・新宿のK's cinemaで開催される。

3年目を迎える『東京ドキュメンタリー映画祭』。長編コンペティション、短編コンペティション、特集作品、特別作品で構成され、メインのコンペティション部門には過去最高となる150作品以上の応募があったとのこと。テーマは戦争、原発問題、多様な性、人と自然の共生、東京オリンピック2020、コロナ禍の日々など。長編コンペティションの審査員は綿井健陽と矢田部吉彦、短編コンペティションの審査員は代島治彦と川井田博幸が担当。

今回は全51作品を上映。長編コンペティションには『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』『焼け跡ダイアリー ~ツインカレンダー 双子暦記~』『40年 紅どうだん 咲く村で』『パンデモニウム DieAter2』『きりむすぶ』『なれのはて』『傍観者あるいは偶然のテロリスト』『私はおぼえている』『大月語』『白根紙鳶見聞録 凧ノ国』の10作品が並ぶ。

短編コンペティションは、『Punk Save the Queen』『東京2018 プノンペン』『ヤジと民主主義』『ウーマンラッシュアワー村本大輔がアメリカに行くまでドキュメンタリー vol.10 赤ちゃんになりたい/vol.11 嫌われることは無駄じゃない』『沖縄と本土 一緒に闘う』『被爆死した米兵を追って』『我が友・原子力~放射能の世紀』『あなたの瞳に話せたら』『I Am Here ―私たちはともに生きている―』『炉』『有酸素ナンパ』『想像』『ベジタブル・バスケット』『ハンセン病を生きて』『ピアノが私にくれたもの』『Birth―めぐるいのち―』『LOOKING FOR THAT―アレを探して―』『二ヵ月』『Bye Bye Daddy』『Queen Hisako』『プロポーズ』『多摩川の野良猫写真家』『私たちの山』『THE LIMIT』『セーブ・ザ・リーフ~行動するとき~』『時と場の彫刻』『メランコリア』『大野一雄三部作 光への四つの道』『その先に、火を灯して』『剣術 La Voix Du Sabre』の30作品。

特集「民族映像詩」では『カムイチェプ サケ漁と先住権』『カナルタ ―螺旋状の夢―』『からむしのこえ』『アッパ・オリの一日』『プティー ジャライ族の墓放棄祭』『デヴォキ~神に捧げられた女たち~』『説経浄瑠璃 三代目・若松若太夫 一声二節のわざ』『ナガのドラム』『アルナチャール人類博覧会』の9作品を上映。特別作品は香港情勢を香港と日本の独立系ジャーナリストが捉えた『STAND WITH HK』『中大防衛戦』がラインナップしている。

イベント最終日には審査員によるコンペティション部門のグランプリが発表されるほか、各賞授賞式が行なわれる。

金子遊『東京ドキュメンタリー映画祭』プログラムディレクターのコメント

新型コロナの影響で劇場が閉まり、映画祭の開催も危ぶまれましたが、3年目にして過去最高150本以上の応募がありました。上映作品は、戦争、オリンピック、原発事故、先住民の権利、摂食障害などテーマが多岐にわたります。撮影方法もセルフ・ドキュメンタリーからダイレクト・シネマまで様々です。特別上映では香港における民主主義の危機を、特別プログラムでは東南アジア、南米、アフリカなどの民族誌映像を取りあげます。パンデミックによる経験したことのない激動の時代に、多様なドキュメンタリーが撮り続けられていて、映画館で上映できること自体が喜びです。記憶に残る1年の終わりに、ぜひ新作の数々をご覧ください。

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