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イザベル・ユペールが東京国際映画祭のコンペ審査委員長に、来日も予定

ナタリー

イザベル・ユペール (c)Peter Lindbergh, courtesy Peter Lindbergh Foundation, Paris

第34回東京国際映画祭(TIFF)コンペティション部門の審査委員長が明らかに。「ピアニスト」「エル ELLE」などで知られるフランスの女優イザベル・ユペールが務める。

昨年はコロナ禍の影響により「TOKYOプレミア2020」として、コンペ形式ではなくショーケース形式で開催された同映画祭。2年ぶりとなるコンペティションには、計15作品がラインナップに並んだ。ユペールは2019年に審査委員長を務めたチャン・ツィイーに続く女性の審査委員長として来日を果たす予定だ。ユペールと映画祭チェアマンの安藤裕康によるコメントは下記の通り。そのほかの審査員は後日発表される。

第34回東京国際映画祭は10月30日から11月8日にかけて東京の日比谷、有楽町、銀座地区で開催。

イザベル・ユペール コメント

第34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います。東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。
これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう。

安藤裕康 コメント

イザベル・ユペールさんは、知性と見識を備えたフランスの大女優であるばかりか、広く国際的な活躍により、今や世界を代表する映画人です。しかも大の日本ファンでもあります。
コロナ禍にも拘らず審査委員長として来日して頂けることになり、私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう。

(c)2021 TIFF

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