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ロバート秋山扮する日本ズームバック協会始祖・引山澄漠山が“引き”の思考法を伝授

ナタリー

ロバート秋山扮する日本ズームバック協会の始祖・引山澄漠山。

ロバート秋山が出演する「悲→喜カメ」(NHK総合)が10月23日(土)に放送される。

これは、秋山扮する引山澄漠山(ひきやま・ずむばくざん)が設立した架空の団体「日本ズームバック協会」の提唱する理念を軸とするエンタメ番組。「職場の先輩に叱られた」「子供がおもちゃを片づけない」「プロポーズして振られた」といったさまざまな悲劇的シチュエーションをショートドラマにして紹介し、それらをズームバックする(=引きで見る)ことで視点を変え、喜劇のようなワンシーンに捉え直すという思考法を伝授する。

引山は大ファンであるチャップリン来日の際、東京駅に殺到した8万人の観衆にもみくちゃにされる悲劇に見舞われた。しかしチャップリンの名言「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くで見ると喜劇だ」を思い出し、もみくちゃにされる自分を「洗われる小豆みたいだよなあ」と客観視してみたところ心が軽くなったという。この出来事をきっかけに日本ズームバック協会を立ち上げ、現在は世界100カ国以上に約2000人の会員を持つのだとか。人生を引いて見ることに熱中しており、森羅万象を俯瞰しているうちに60歳から時間を超越し、年を取らなくなった。

番組では、仲里依紗が協会の広報担当として一見素人にはわかりづらい引山の美学を伝える。秋山が「少しシュールで本当に不思議な空間でした」と収録を振り返るチャレンジングな内容に期待しよう。

ロバート秋山 コメント

物事をズームバックして引いて見ることの面白さにはなるほどなと思いました。番組の収録は、少しシュールで本当に不思議な空間でした。視聴者の方には、「いやいやいやそんなことないだろう」とツッコみながら見てもらいたいですね。私も今後、劇場でウケなくても、スベってしまっても、引きで見たらたった何十人に対してウケなかっただけで、たいしたことないんだと思うことにしよう……と思いましたが、芸人としては、まずはそこを笑わせないと意味がないですよね。何弱気になってんだという話ですね。いままさに自分を引きで見て反省してます(笑)。

仲里依紗 コメント

収録は、秋山さんの新しいキャラクターにお会いできるということもあってすごく楽しみでした。悲劇的な物事であっても引いてみることでポジティブにとらえることができ、良い方向に進めることができる、楽しむことができるということを番組を通して学びました! 私にとって身近な「悲→喜カメ」エピソードは、買い物のしすぎですかね。この無駄遣いがいつか自分のためになると思って、大切に倉庫にしまっていこうと思います(笑)。

悲→喜カメ ポジティブになるための自分を操る究極の超スゴいズームバック思考法

NHK総合 2021年10月23日(土)21:50~22:20
<出演者>
ロバート秋山 / 仲里依紗

(c)NHK

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